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植物図鑑ブログ

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レリア・アンケプスはラン科レリア属の多年草である。
属名の読み方はラエリアとするものもある。
レリア属はメキシコからブラジルにかけて50種ほどが分布し、樹木や岩肌にへばりつく着生種ないし岩生種である。
カトレア属に非常に近く、カトレア属に統合される場合もある。
また、属間交雑により多くの園芸品種が生み出されている。
本種はメキシコやホンジュラスに分布し、標高500から1500メートルのコーヒープランテーションやオークの森などに生え、樹木や岩に着生する。
草丈は60から120センチくらいである。
葉は肉厚の楕円形である。
開花時期は11月から1月である。
花の色は淡い紅紫色や白で、中心部分が濃い紫色や黄色の模様が入る。
花径は10センチくらいあり、よい香りがする。
属名の Laelia は古代ローマの女神の名からきている。
種小名の anceps は「茎に翼のある」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
ネットで画像を見ると紅紫色の比較的濃い色のものが多いが、撮影したものは白花であった。
かつては var. alba として区別されたが、現在ではシノニムとされている。
学名:Laelia anceps

★白花はあまり見ないよ日本では
 出合いの喜び沸々と湧き




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デンドロビウム・ファレノプシスはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
デンドロビウム属は東南アジアやオーストラリアなどに1200種くらい分布する着生種である。
属名の読み方はデンドロビュームとするものもある。
日本にも石斛(セッコク)などが分布し、属名の和名をセッコク属という。
セッコク属の特徴は、茎(バルブ)に多数の節があることである。
本種の原産地はオーストラリアのクイーンズランド州やニューギニアである。
標高400メートルまでの低地に生える。
草丈は50センチから60センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は11月から4月くらいである。
花径は5センチくらいで、花の色は紅紫色である。
本種を交配親とする園芸品種群をファレノプシス系といい、デンファレの名で親しまれている。
花言葉は「わがままな美人」である。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の phalaenopsis は「蛾に似た」という意味で、元来はコチョウラン属につけられた名である。
写真は10月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Dendrobium phalaenopsis

★デンファレの燃える炎を閉じ込めて
 コンパクトに咲く自然の力




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ヘラナレンはキク科アゼトウナ属の常緑小低木である。
小笠原諸島の固有種である。
母島に分布し、日当たりや風通しのよい乾燥地に生える。
キク科だが木本になるのが特徴である。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
樹高は100~150センチくらいである。
よく枝分かれをし、横に枝をはる。
全体に毛は生えていない。
葉は幅の狭い楕円形で、枝先に輪生状に互い違いに生える(互生)。
葉の縁は波打つ。
開花時期は10~12月である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い小さな花(頭花)をつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Crepidiastrum はギリシャ語の「Crepis(フタマタタンポポ属)+astrum(似た)」からきている。
種小名の linguifolium は「舌状をした葉の」という意味である。
写真は8月に小石川植物園で撮った。
学名:Crepidiastrum linguifolium

★方言と思うが由来何なのか
 南の島に思いを馳せて




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ハイビスカスはアオイ科フヨウ属の植物の総称である。
多くの園芸品種が生まれているが、主に3系統に分類されている。
コーラルホワイト(Coral White)もその1つで、コーラル系に属する。
風鈴仏桑花(フウリンブッソウゲ:Hibiscus schizopetalus)が交配親となっているグループである。
コーラルホワイトは白花品種だが、ピンクのものもある。
花の様子は赤花の仏桑花(ブッソウゲ:Hibiscus rosa-sinensis)とよく似ている。
別名はディンティーホワイト(Dainty White)やホワイト・バタフライ(White Butterfly)である。
樹高は1~2メートルである。
葉は楕円形で互い違いに生える(互生)。
手のひら状に裂けるものもあり、葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は周年である。
花径は10センチくらいで、花の色は白い。
花弁には切れ込みが入る。
突然変異のおこりやすい品種で、花弁の色がピンクになる場合もある。
筒状に合着した雄しべは白く、柱頭は黄色である。
属名の Hibiscus はギリシャ語由来で「Hibis(エジプトの女神)」の名からきているとの説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
学名:Hibiscus 'Coral White'


★沖縄では普通に道路に咲いている
 原種みたいなコーラルホワイト




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シクラメンはサクラソウ科シクラメン属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方、西アジアである。
ヨーロッパで品種改良が進められた。
日本へは明治時代の末期に渡来した。
現在では、鉢植え植物のトップクラスに成長している。
その中にガーデンシクラメンと呼ばれる小形のグループがある。
ビクトリア・イブはその1つである。
花びらの縁が波打つフリンジ咲きをする。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄があり、心臓形である。
開花時期は10月から3月くらいである。
花は茎先に1輪ずつ咲く。
花の色は白地にピンクの縁取りが入り、花弁のつけ根の部分もピンクになる。
属名の Cyclamen はギリシャ語の「cyklos(円)」からきている。球形に近い球根の形からつけられた名である。
種小名の persicum は「ペルシャの」という意味である。
写真は12月に板橋区立熱帯環境植物館で撮った。
学名:Cyclamen persicum 'Victoria Eve'


★ふんわりと波打つ様が可愛いね
 小柄だけれどまるでプリンセス





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