×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
青梨(アオナシ)はバラ科ナシ属の落葉高木である。
本州の群馬県から九州にかけて分布し、人里近くの山林に稀に生える。
山梨県や長野県には特に多い。
海外では、朝鮮半島や中国の東北部にも分布する。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は長さ5~8センチの幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~5月である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
枝先に疎らな総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3センチくらいの白い花を4~5輪つける。
花びらは5枚で、花びらの形は丸い。
萼や花柄には軟らかい毛が密生する。
雄しべは20本くらいある。
萼は実にも残る。
実は直径2~4センチくらいで、秋に黄緑色に熟する。
実は山梨(ヤマナシ)ほどは固くなく、食用になる。
しかし、酸味や渋みが強いので果実酒に向いている。
分類上は陸奥梨(ミチノクナシ)の変種とされる。
属名の Pyrus はラテン語でナシの木の古典名である。
種小名の ussuriensis は「ウスリー地方産の」という意味である。
変種名の hondoensis は「本州産の」という意味である。
花の写真は4月に小石川植物園で撮った。
実の写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Pyrus ussuriensis var. hondoensis
★ぽつぽつと花を咲かせて青梨は
夢見るように春の陽を浴び
今日の花ドットコム
花図鑑
PR
この記事へのコメント
この記事へのトラックバック
トラックバックURL:
カウンター
カレンダー
06 | 2025/07 | 08 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
楽天
カテゴリー
最新記事
(11/06)
(11/01)
(06/28)
(06/07)
(01/30)
(01/27)
(10/19)
(10/18)
(10/17)
(10/15)
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/01)
(09/02)
(09/03)
(09/04)
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/08)
(09/09)
(09/10)