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植物図鑑ブログ

毎日「今日の花」を載せ、時々「植物図鑑」のサイト情報などを載せます。

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ロードデンドロン・マッデニーはツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
原産地はインド、ブータン、中国などで、標高1500~2000メートルの地域に生える。
樹高は1メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5~6月である。
花の色は白い。
花冠の先は5つに裂け、つけ根のほうは筒状となる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の maddenii は植民地時代のベンガル行政府にいた「マッデン(E. Madden)さんの」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rhododendron maddenii


★独特のカーブがとても魅惑的
 高山に咲くマッデニーの花




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草橘(クサタチバナ)はガガイモ科カモメヅル属の多年草である。
分類体系によってはキョウチクトウ科とされる。
本州の関東地方から四国にかけて分布し、山地の木陰に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
草丈は30~60センチくらいである。
葉は長さ5~15センチ、幅4~8センチの楕円形で柄があり、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、両面にまばらに毛がある。
開花時期は5~7月である。
茎先に出た数個の花柄に花径2センチくらいの白い花をたくさんつける。
花冠の先が深く5つに裂けて横に平に開く。
花びら(花冠の裂片)は長い楕円形をしている。
花の中央には小さな副花冠がある。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
和名の由来は、花がミカン科の橘(タチバナ)に似ていることからきている。
属名の Cynanchum はギリシャ語の「cyno(犬)+anchein(殺す)」からきている。この属の1種が犬に対して害毒があると考えられていた。
種小名の ascyrifolium は「Ascyrum(オトギリソウ属)の葉に似た」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Cynanchum ascyrifolium


★橘を思わすような白い花
 品よく咲かす草橘は




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犬芥子(イヌガラシ)はアブラナ科イヌガラシ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、野原、畦道、道端などに普通に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、インド、フィリピンなどにも分布する。
草丈は10~50センチくらいである。
茎は赤みを帯びている。
全草に毛はない。
根際から生える葉は長い楕円形で、羽状に裂けて地表に広がる。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎につく葉は粗いぎざぎざ(鋸歯)のある披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は4~9月である。
茎先に花径4~5ミリの黄色い小さな十字花を総状(柄のある花が花茎に均等につく)につける。
花弁は4枚、萼片も4枚である。
雄しべは6本で、そのうち4本が長い。
雌しべは1本である。
実は円柱形の長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)である。
和名の由来は、芥子菜(カラシナ)に似るが食用にならないというところからきている。
属名の Rorippa はこの植物を示すサクソン語の古名(rorippen)からきている。
種小名の indica は「インドの」という意味である。
写真は5月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Rorippa indica


★雑草の親分なのさ犬芥子
 数で勝負と野を彩って
☆犬芥子雑草にさえ愛らしい
 花の咲くこと我に教えて




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アングレクム・スコッティアヌムはラン科アングレクム属の多年草である。
属名の読み方は「アングレカム」とするものもある。
原産地はコモロ諸島である。
コモロ諸島はアフリカ大陸とマダガスカル島の間にあり、フランスが統治している。
本種は標高350~600メートルの地域に分布する着生種である。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
自生地での開花時期は4~9月くらいである。
花径5センチくらいの白い花を2~3輪つけ、1輪ずつ開花させる。
唇弁は上部にある。
長さ12センチから15センチくらいの細長い距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)が垂れ下がる。
属名の Angraecum はマレー語の「angurek(着生植物)」からきている。
種小名の scottianum は19世紀のイギリスの蘭愛好家「スコット(R. Scott)さんの」という意味である。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Angraecum scottianum


★この花もやっぱり虫を呼ぶのかな
 アングレクムの仲間に出合い




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蝦夷蔓金梅(エゾツルキンバイ)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
北海道から本州の北部にかけて分布し、海岸の塩湿地に生える。
塩湿地というのは淡水と海水の混じり合う干潟の周囲で、塩分濃度が高いために普通の植物は生きていけない。
海外では、ヒマラヤの高山にも分布するという。
草丈は20~30センチくらいである。
茎は地を這って伸び、横に広がる。
根際から生える葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)である。
小葉は長い楕円形で、長さは4~6センチくらいある。
小葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
小葉の裏面には綿毛が生えていて、粉白色を帯びる。
1枚の葉は小葉13~19枚で構成される。
茎につく葉は小さい。
開花時期は5~7月である。
茎先に花径2~3センチの黄色い花をつける。
花弁は5枚である。
花弁の形は幅の広い倒卵形である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
和名の由来は、北海道に多く蔓性で、黄色い梅に似た花をつけるというところからきている。
属名の Potentilla はラテン語の「potens(強力)」の縮小形である。この属の1種の強い薬効に対してつけられた名である。
種小名の egedei は「エーゲデ(Egede)さんの」という意味である。
変種名の grandis は「大きな」という意味である。
写真は6月に富山県の氷見市海浜植物園で撮った。
学名:Potentilla egedei var. grandis


★塩水の混じる湿地に群れなして
 咲くはお見事蝦夷蔓金梅




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