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チューリップはユリ科チューリップ属の多年草である。
チューリップといえばオランダを連想するが、原産地はトルコから中央アジアにかけた地域である。
チューリップがヨーロッパに紹介されたのは16世紀のことで、オランダで品種改良された。
日本には1863年にフランスから輸入されたが、栽培が始まったのは日露戦争のころという。
オランダ、トルコ、アフガニスタンでは、チューリップが国花となっている。
また、新潟県と富山県ではチューリップが県花になっている。
子どもが最初に描く花、最初に覚える歌として親しまれている。
現在、園芸品種の数は4000種を超える。
草丈は30~70センチくらいである。
根際から生える葉は披針形(笹の葉のような形)で、帯状となる。
開花時期は3~5月である。
茎先に1輪から数輪の花をつける。
花径は5~8センチくらいである。
一重咲きのものは花被片は6枚である。
花弁が先が丸いものや尖ったもの、フリル状のものなどがある。
八重咲きのものもある。
花の色は白、赤、ピンク、黄色、紫、青、橙など多彩である。
属名の Tulipa はペルシャ語の「tulipan(ターバン)」からきている。花の形が似ているということで名づけられた。
種小名の gesneriana はスイスの植物学者「ゲスナー(C. Gesner)さんの」という意味である。
写真は5月に函館市の市民の森で撮った。
品種名は、アプリコットインプレッションとハッピージェネレーションである。
学名:Tulipa gesneriana
★いたいけな乙女の思い姿変え
溢れんばかり畑埋め尽くし
☆花びらをそっと覗けばお姫様
いつか夢見る少女のように
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大爪草(オオツメクサ)はナデシコ科オオツメクサ属の一年草である。
原産地はヨーロッパである。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
現在では野生化して北海道から九州にかけて分布し、道端や草原に生える。
分類上は野原爪草(ノハラツメクサ)の変種とされている。
草丈は30~50センチくらいである。
茎は地面を這い、枝分かれをする。
葉は多肉質の線形で、輪生状に向かい合って生える(対生)。
開花時期は3~8月くらいである。
茎先や葉の脇から花柄を出し、直径8ミリくらいの白い小さな5弁花をつける。
萼片は5枚、雄しべは5~10本である。
雌しべの花柱は5つに裂ける。
花の後にできる実は卵形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、先が5つに裂ける。
属名の Spergula はラテン語の「spargere(撒き散らす)」からきている。
種小名の arvensis は「原野に生える」という意味である。
変種名の sativa は「栽培された」という意味である。
写真は3月に都立木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Spergula arvensis var. sativa
★仲間との区別はかなり専門的
実を比べねばわからぬそうだ
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オランダ風露(オランダフウロ)はフウロソウ科オランダフウロ属の越年草である。
原産地はヨーロッパや北アフリカ、西アジアなどである。
日本へは江戸時代の末期に観賞用として渡来した。
逸出したものが野生化し、北海道から九州にかけて道端や草地などに生える。
草丈は10~50センチくらいである。
葉は2~3回羽状複葉で、向かい合って生える(対生)。
小葉は細かく裂ける。
開花時期は3~6月くらいである。
葉の脇から花茎を伸ばし、花径5~10ミリの淡い紅色をした5弁花をつける。
花の色には白いものもある。
萼片の先に長い刺毛があるのが特徴である。
花の後にできる実は、長さが3~5センチくらいある細長いさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
近縁種に麝香オランダ風露(ジャコウオランダフウロ)がある。
こちらは花径が2センチくらいあり、萼片の先に長い刺毛がないことなどで見分ける。
属名の Erodium はギリシャ語の「erodios(アオサギ)」からきている。長いくちばしのような果実の形から名づけられた。
種小名の cicutarium は「ドクゼリ属(Cicuta)のような」という意味である。
写真は3月に都立木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Erodium cicutarium
★見たいなと待っていたんだ出合いの日
初めましてと小首で合図
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フラサバ草(フラサバソウ)はゴマノハグサ科クワガタソウ属の一年草(越年性)である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地はヨーロッパやアフリカである。
日本への帰化は明治時代の初期に確認された。
長崎でこの植物を採取して「日本植物誌」に記載したフランス人の植物学者フランシェさん(A.Franchet)とサバチェさん(P.Savatier)の名をとってフラサバ草(フラサバソウ)と命名された。
ただし、その後に日本で確認されたのは戦後のことである。
現在では、北海道から九州にかけて帰化しており、道端や空き地に普通に生える。
別名を蔦葉犬の陰嚢(ツタバイヌノフグリ)という。
草丈は10~20センチくらいである。
地面を這うように広がる。
葉は幅の広い楕円形で、茎の下部を除き互い違いに生える(互生)。
葉は長さが1センチくらいで、縁には大きなぎざぎざ(鋸歯)が3つから5つくらいある。
葉の形はツタの葉に似ており、縁には長い毛が生えている。
開花時期は3~6月くらいである。
葉の脇に花径3~4ミリくらいの青い小さな目立たない花をつける。
花の真ん中は白く、全体に濃い紫色の筋が入る。
花冠は4つに深く裂け、花の中央には雄しべが2本と雌しべが1本ある。
花は近縁種の大犬の陰嚢(オオイヌノフグリ)よりも小さく、花冠の切れ込みが浅い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。
種小名の hederaefolia は「キヅタ属(Hedera)のような葉の」という意味である。
写真は3月に都立夢の島公園で撮った。
学名:Veronica hederaefolia
★名前だけ聴いていたけど見つけたよ
雑草だけど気は浮き立って
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梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
千歳菊(チトセギク)はその栽培品種の1つである。
樹高は3~6メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は2~3月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
豊後系・杏性の淡い桃色をした八重咲きの中輪(花径20~25ミリ)である。
撮影地のものは花の色が淡いが、ネットで見ると濃い色のものが多いようである。
なお、椿にも同様の命名が見られる。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の mume は「梅」のことである。
写真は3月に墨田区文花の香取神社香梅園で撮った。
学名:Prunus mume 'Chitosegiku'
★花の芯とても可愛い千歳菊
乙女のように花を開いて
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