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窓葛(マドカズラ)はサトイモ科ホウライショウ属(モンステラ属)の蔓性常緑多年草である。
モンステラ属は熱帯アメリカに60種くらいが分布する。
代表種は蓬莱蕉(ホウライショウ)で、属名の和名もホウライショウ属という。
本種の原産地はメキシコで、熱帯雨林に生える。
茎からでた気根(空気中に伸びる根)で他の樹木などをよじ登る。
草丈は2メートルくらいになる。
葉は長さ20センチくらいの卵形である。
革質で切れ込みはなく、窓のように穴があいている。
開花時期は8月から9月である。
黄白色の仏炎苞に包まれた肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出し、目立たない花をつける。
日本では観葉植物とされる。
属名の Monstera はラテン語の「monstrum(不思議な)」からきている。
種小名の friedrichsthalii はオーストリアの植物学者「フリードリッヒスタール(Emanuel von Friedrichsthal, 1809-1842)さんの」という意味である。
写真は2月に板橋区立熱帯環境植物館の温室で撮った。
学名:Monstera friedrichsthalii
★葉の中に穴があいてる窓葛
気候に合わせた進化の不思議

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梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
筋入冬至(スジイリトウジ)はその園芸品種の1つである。(梅図鑑参照)
冬至梅(トウジバイ)という早咲きの品種があるが、その筋入品種である。
筋入というのは、緑の枝に黄色い筋が入ることを意味する。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
枝は細い。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は12月から2月である。
野梅系・野梅性の白い一重咲きの中輪(花径20ミリから25ミリ)である。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の mume は「梅」のことである。
写真は3月に水戸市植物公園で撮った。
学名:Prunus mume 'Sujiiritouji'
★いろいろと変化楽しい園芸種
昔の人の営み思い

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ピングイクラ・プリムリフローラはタヌキモ科ムシトリスミレ属(ピングイクラ属)の常緑多年草である。
ピングイクラ属は世界に80種くらいが分布する。
属名の読み方はピンギキュラとするものもある。
日本にも虫取り菫(ムシトリスミレ)などが分布し、属名の和名をムシトリスミレ属という。
葉から粘液を出して虫を捕らえる食虫植物の仲間である。
本種の原産地はアメリカ合衆国である。
南東部のミシシッピ州、ジョージア州、フロリダ州に分布し、メキシコ湾岸の低湿地に生える。
草丈は10センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、根際から生えてロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉は多肉質で、葉の縁は内側に湾曲する。
葉の表面の細かな腺毛から粘液を出して虫を捕まえる。
開花時期は春から夏である。
茎先に花径10ミリから15ミリくらいの紅紫色をした小さな花をつける。
花冠は唇形に5つに裂け、それぞれの先がさらに2つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pinguicula はラテン語の「pinguis(やや脂肪性の)」からきている。葉の面の脂肪光沢が強いためと思われる。
種小名の primuliflora は「サクラソウ属(Primula)のような花の」という意味である。
写真は3月に板橋区立熱帯環境植物館で撮った。
学名:Pinguicula primuliflora
★プリムラにとてもよく似た花姿
花も大変虫は尚更

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オベロニア・ムクロナタはラン科ヨウラクラン属(オベロニア属)の多年草である。
オベロニア属は熱帯アジアを中心に330種くらいが分布する小形の着生種である。
日本にも瓔珞蘭(ヨウラクラン)などが分布するため、属名の和名をヨウラクラン属という。
本種は中国の海南島から東南アジア、南アジア、ヒマラヤにかけて広く分布する。
草丈は10センチから25センチくらいである。
葉は剣状で肉厚である。
開花時期は秋から冬である。
花茎を垂らして総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3ミリくらいの小さな緑色の花を穂状にたくさんつける。
属名の Oberonia は昔話に登場する妖精の王「オペロン(Oberon)」の名からきている。
種小名の mucronata は「微凸頭の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Oberonia mucronata
★くねくねと伸びる尾っぽを思わせる
先にびっしり小花をつけて

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梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
黄金鶴(コガネヅル)はその栽培品種の1つである。(梅図鑑参照)
読み方は「オウゴンカク」とするものもある。
樹高は3メートルから6メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は1月から3月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
野梅系・野梅性の白い八重咲きの小輪(15から20ミリ)である。
花弁は黄味を帯びていて波打つ。
4、5輪が房咲きをする。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の mume は「梅」のことである。
写真は3月に水戸市植物公園で撮った。
学名:Prunus mume 'Koganezuru'
★小粒でも重なるように黄金の
花を咲かせて豪華絢爛

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