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植物図鑑ブログ

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岸躑躅(キシツツジ)

岸躑躅(キシツツジ)はツツジ科ツツジ属の半落葉低木である。
日本固有種である。
本州の岡山県・島根県から西と四国、九州に分布し、川岸の岩場に生える。
黐躑躅(モチツツジ)の近縁種で、よく似た性質をもつ。
樹高は1メートルくらいである。
葉は細長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉は黐躑躅(モチツツジ)よりも細い。
葉の柄や若い枝には毛が多く粘つく。
開花時期は4~5月である。
枝先に淡い紅紫色の花を1~3輪つける。
花冠は5つに深く裂け、上側の3枚の裂片には濃い紅紫色の斑が入る。
雄しべが10本なのも区別点である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、川岸に生えることからきている。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の ripense は「河岸に生える」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Rhododendron ripense


★好きなのは自然の川と岸躑躅
 水の流れを友に育って


岸躑躅(キシツツジ)

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大丁子莢迷(オオチョウジガマズミ)

大丁子莢迷(オオチョウジガマズミ)はスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木である。
「迷」の字は正しくはクサカンムリがつくのだが仮に用いた。
自生種は長崎県の対馬にのみ分布する。
海外では、朝鮮半島の南部にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ⅠA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
分類上は、丁子莢迷(チョウジガマズミ)の基本種である。
樹高は1~2メートルである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4~5月である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、20個くらいの白い小さな花をつける。
花は筒状で蕾のときは紅色を帯びる。
花冠の先は5つに裂け、開花時には外に開く。
花はよい香りがする。
実は長さ1センチくらいの楕円形をした核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、初めは赤く、後に黒く熟する。
属名の Viburnum はこの属1種のラテン古名だが意味はわかっていない。
種小名の carlesii は植物収集家「チャールズ(W. R. Carles)さんの」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Viburnum carlesii


★ぽかぽかと春の陽気に誘われて
 故郷遠く花を開いて


大丁子莢迷(オオチョウジガマズミ)

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浜旗竿(ハマハタザオ)

浜旗竿(ハマハタザオ)はアブラナ科ハタザオ属の越年草である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、海岸の砂浜に生える。
海外では、朝鮮半島、サハリンなどにも分布する。
草丈は20~40センチくらいである。
茎は細くて直立をする。
茎につく葉は幅の広い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は厚く、葉の両面に毛が生える。
葉のつけ根は茎を抱く。
根際から生える葉はへら形で、ロゼット状にたくさん生える。
葉の上部の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~6月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をつける。
花びらは4枚で、十字状となる。
花びらの先はへこむ。
萼片は4枚である。
花の後にできる実は細長い棒状で直立する。
長角果と呼んでいる。
属名の Arabis は国名の「Arabia(アラビア)」からきている。
種小名の stelleri は分類学者「ステラーさんの」という意味である。
変種名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Arabis stelleri var. japonica


★砂浜にひょろりと立って潮風に
 ゆらりゆらゆら浜旗竿は


浜旗竿(ハマハタザオ)

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土佐の三葉躑躅(トサノミツバツツジ)

土佐の三葉躑躅(トサノミツバツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
本州の岐阜県、滋賀県、紀伊半島と四国の徳島県、高知県に分布し、山地の岩場や崖地に生える。
樹高は2~3メートルである。
葉は菱形で、枝先に3枚が輪生する。
葉は厚くて艶がある。
開花時期は4~5月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花径は3センチくらいの紅紫色で、花冠は5つに深く咲け、上部の裂片に暗い紫色の斑が入る。
雄しべが10本なのが特徴である。
花の柄、葉の柄、子房には毛が生える。
秋の紅葉も美しい。
名の由来は、高知県越知町の横倉山で最初に発見されたことによる。
発見者は牧野富太郎博士である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の dilatatum は「拡大した」という意味である。
種小名の decandrum は「10本の雄しべのある」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron dilatatum var. decandrum


★隼人には負けてならじと鮮やかに
 花を開いて競うがごとく


土佐の三葉躑躅(トサノミツバツツジ)

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西国三葉躑躅(サイコクミツバツツジ)

西国三葉躑躅(サイコクミツバツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
九州の熊本県と宮崎県に分布し、山地に生える。
樹高は1~2メートルくらいである。
葉は菱形状の楕円形で、3枚が輪になって生える(輪生)。
葉の柄は短く、先は鋭く尖る。
葉の裏面には粗い毛が疎らに生え、主脈の下部には軟毛が密生する。
開花時期は4~5月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
枝先の1つの花芽から1~3輪の花を開く。
花冠は漏斗形で、先が5つに裂ける。
花径は3~4センチで、裂片は細長い楕円形である。
花の色は紅紫色で、上部の裂片の内側に色の濃い斑が入る。
雄しべは10本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
秋には紅葉をする。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の nudipes は「裸足の」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron nudipes


★どれどれとピンクの色で試し咲き
 冬を越えれば春がまた来たる


西国三葉躑躅(サイコクミツバツツジ)

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