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虎の尾(トラノオ)はバラ科サクラ属の落葉低木である。
サトザクラの仲間の1つである。
撮影地(北海道松前町の桜見本園)だけに保存されている。
名の由来は、花の固まりが枝に点々とつく様子を虎の尾の斑紋に見立てたものである。
「花壇網目」という1681年発刊の園芸書に記載がある。
樹高は4メートルから5メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月の中旬である。
花は白い一重咲きの大輪である。
花径は45ミリから50ミリである。
花弁数は5枚から7枚で、花弁には縦方向の皺が多い。
花はよい香りがする。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
園芸品種名の Caudata は「尾のある」という意味である。
写真は5月に北海道松前町の桜見本園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Caudata'
★一重だが花は大きく香りよし
北の大地に歴史刻んで

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アメリカ皀莢(アメリカサイカチ)はマメ科サイカチ属(グレディトシア属)の落葉高木である。
グレディトシア属はアジアや北アメリカに14種くらいが分布する。
日本にも皀莢(サイカチ)が分布し、属名の和名はサイカチ属という。
なお、「皀莢」の名は古名の西海子(さいかいし)や生薬名の早角子(そうかくし)に由来するとされる。
本種の原産地は北アメリカの中東部で、川岸や峡谷などに生える。
英名はハニーロカスト(honey locust)という。
「蜜のように甘いニセアカシア」の意味合いである。
樹高は20メートルから30メートルである。
葉は1-2回羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は楕円形である。
開花時期は5月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、小さな黄緑色の花をたくさんつける。
花径は5ミリくらいで、花弁数、萼片数は4枚、雄しべは8本である。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Gleditsia はドイツ人の植物学者「グレディッチュ(Johann Gottlieb Gleditsch, 1714-1786)さん」の名からきている。
種小名の triacanthos は「3つの棘のある」という意味である。
写真は5月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
園芸品種のサンバースト(Sunburst)で、新芽が鮮やかな黄金色になり棘がないである。
学名:Gleditsia triacanthos
★初めての名前にうむと身構えて
しげしげと見るアメリカ皀莢

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メラレウカ・アルミラリスはフトモモ科メラレウカ属の常緑高木である。
メラレウカ属はオーストラリアを中心に200種以上が分布する。
本種の原産地はオーストラリアの南東部である。
サウスオーストラリア州、ビクトリア州、タスマニア州に分布する。
樹高は4メートルから10メートルくらいである。
よく枝分かれをする。
葉は長さが3センチ以下で針のように細長くて軟らかく、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉にはよい香りがある。
開花時期は4月から5月である。
長さが3センチから6センチくらいあるブラシのような花序に白い5弁花を密生させる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
この樹はオーストラリア大使館の自然庭園にも植えられている。
属名の Melaleuca はギリシャ語の「melas(黒)+leucos(白)」からきている。幹の色と枝の色の濃淡を表現している。
種小名の armillaris は「膜のある」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Melaleuca armillaris
★またしても妙な姿の木があるよ
オーストラリアの自然は不思議

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紅花亜麻(ベニバナアマ)はアマ科アマ属(リヌム属)の一年草である。
リヌム属は世界に200種以上が分布する。
この仲間の代表種に亜麻(アマ)があり、属名の和名もアマ属という。
本種の原産地は北アフリカである。
学名からリヌム・グランディフロルムの名も用いられている。
属名の読み方は英語風にリナムとするものもある。
草丈は40センチから50センチくらいである。
茎は細く、よく枝分かれをする。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から5月である。
花径は35ミリから40ミリくらいあり大きい。
艶のある濃い紅色をした5弁花である。
また、いくつかの園芸品種が作出されており、花の色は朱色や紅紫色のものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
近縁種の亜麻(アマ)は繊維原料とするほか、種子からは亜麻仁油が得られる。
本種は観賞用として栽培される。
属名の Linum はラテン語の「linon(糸)」からきている。この属の1種から糸を採ったことから名づけられた。
種小名の grandiflorum は「大きな花の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
スカーレットフラックス(Scarlet Flax)という園芸品種である。
学名:Linum grandiflorum
★こんなにも大きな亜麻の花が咲く
広い地球を肌に感じつ

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新珠(アラタマ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間の1つである。
別名を松前新珠(マツマエアラタマ)という。
1967年に北海道の松前町で浅利政俊(あさり・まさとし, 1931-)さんによって作出された。
牡丹桜(ボタンザクラ)とサトザクラの1種を交配し選抜された品種である。
樹高は5メートルから10メートルである。
樹形は傘状である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は5月の上旬から中旬である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花は紅色をした八重咲きの大輪で、長く垂れ下がって咲く。
花弁数は25枚から30枚である。
花弁の色はほぼ均等で、規則的に折り重なって咲く。
萼筒は漏斗状である。
結実はしない。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
写真は5月に北海道松前町の桜見本園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Aratama'
★名にし負う牡丹桜の美しさ
引継ぎつつも紅を濃くして

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