忍者ブログ
HOME Admin Write

植物図鑑ブログ

毎日「今日の花」を載せ、時々「植物図鑑」のサイト情報などを載せます。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



サンケジア・スペキオサはキツネノマゴ科サンケジア属の常緑低木である。
サンケジア属は中南アメリカに20種くらいが分布する。
本種はエクアドル、ペルー、ブラジルなどに分布し、熱帯雨林に生える。
樹高は1~2メートルである。
葉は大きな楕円形で、向かい合って生える(対生)
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の色は緑色で、白い葉脈が目立つ。
観葉植物として人気がある。
開花時期はほぼ周年である。
枝先や葉の脇から穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、細い筒状の黄色い花をつける。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)の色は赤橙色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
なお、和名を金葉木(キンヨウボク)とするものもあるが、例えばYListなどではアフェランドラ属(Aphelandra)の植物にこの名を充てており、紛らわしい。
属名の Sanchezia は19世紀のスペインの植物学者「サンチェス(Jose Sanchez)さん」の名からきている。
種小名の speciosa は「華やかな」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Sanchezia speciosa

★熱帯で雨に打たれてすくすくと
 伸ばした葉っぱは色も鮮やか



にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




PR


クロトン擬き(クロトンモドキ)はキツネノマゴ科クロトンモドキ属(グラプトフィルム属)の常緑低木である。
グラプトフィルム属は西アフリカ、オーストラリア、ニューギニアなどに数種が分布する。
本種にクロトン擬き(クロトンモドキ)の和名があり、属名の和名をクロトンモドキ属という。
和名の由来はトウダイグサ科のクロトンの木(クロトンノキ)に似ることからきている。
別名を金紫木(キンシボク)という。
学名のグラプトフィルム・ピクツムで表示するものもある。
本種の原産地はニューギニア、南太平洋諸島、オーストラリアなどである。
主に観葉植物として栽培される。
樹高は150~250センチである。
葉は楕円形で向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の色は緑色で、真ん中にクリーム色の斑が入る。
開花時期は夏である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紅紫色をした筒状の花をつける。
花の色には濃淡がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Graptophyllum はギリシャ語の「graptos(色を塗った)+phyllon(葉)」からきている。
種小名の pictum は「彩色された」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Graptophyllum pictum

★似てるかな名前のつけ方微妙だよ
 この呼び方はいま一つかな




にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル







ザミオクルカス・ザミーフォリアはサトイモ科ザミオクルカス属の多年草である。
1属1種である。
東アフリカから南アフリカにかけて分布する。
YListでは和名を蘇鉄葉海芋(ソテツバカイウ)としている。
多肉性でソテツ科のザミア(APG体系ではザミア科)に似た珍奇な観葉植物として愛好されている。
草丈は30~60センチくらいである。
地中に多肉質の塊茎をつける。
葉は羽状複葉で、6~8対の小葉からなる。
小葉の形は楕円形である。
葉の質は革質で肉厚である。
開花時期は9~10月である。
黄緑色の仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)に包まれた白っぽくて短い棒状の肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)をつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
全草が有毒である。
属名の Zamioculcas は属名とアラビア語の「Zamia(ザミア属)+culcas(サトイモ)」からきている。
種小名の zamiifolia は「ザミア属に似た葉の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Zamioculcas zamiifolia

★サトイモの仲間だなんて見えないね
 どうしてなったのこんな姿に




にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル







樫の木蘭(カシノキラン)はラン科カシノキラン属(ガストロキルス属)の多年草である。
ガストロキルス属はアジアに60種くらいが分布する着生種である。
日本にも本種などが分布し、属名の和名をカシノキラン属という。
本種は本州の千葉県から沖縄にかけて分布し、山地の林の中で樹幹に着生する。
海外では、朝鮮半島、台湾、香港などにも分布する。
和名の由来は樫の木の仲間などに着生することからきている。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10~15センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の長さは3~8センチくらいである。
葉の質は革質である。
短い茎から細長い根をたくさん出して着生する。
開花時期は秋である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1~2センチの小さな淡い黄色の花を数輪つける。
唇弁は白っぽく、黄色や紅紫色の斑点が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Gastrochilus はギリシャ語の「gaster(腹部)+cheilos(唇)」からきている。唇弁の様子から名づけられた。
種小名の japonicus は「日本の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Gastrochilus japonicus

★どことなく日本を感じる響きがし
 いい名前だね樫の木蘭は




にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル






ビオラはスミレ科スミレ属の園芸品種の名称である。
ビオラという名は、もともとはスミレ属の属名からきている。
園芸的には、日本ではパンジーの小輪多花性のものをビオラと呼んでいる。
しかし、両者の違いは曖昧で、学名的にも区別されない。
そのため、パンジー・ビオラとして並列に扱われることも多い。
園芸品種の数は数千とも言われ、膨大である。
本来は多年草だが、日本では一年草として扱われる。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は楕円形やハート形などで、互い違いに生える(互生)。
開花時期は11~5月くらいである。
花径は2~4センチくらいである。
花弁数は5枚である。
花の色や模様は多様で、八重咲きのものもある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「誠実な愛」である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の wittrockkiana はスウェーデン人の植物学者「ウィットロック(Veit Brecher Wittrock, 1839-1914)さんの」という意味である。
写真は12月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
品種名はゴールドクリーンである。
花の色は濃い黄色で、花弁は丸みを帯びている。
花径は30~35ミリくらいである。
タキイ種苗から発売されているF1フローラルパワーシリーズの1つである。
F1は First Filial Hybrid の略称で、交配された(Hybrid)雑種の(Filial)一代目(First)のことである。
優れた性質を持つ個体を掛け合わせ、両方の良い部分を受け継いだ次世代を意味する。
学名:Viora x wittrockkiana

★ささやきが寄せては返す波のよう
 弾けるように鉢を満たして




にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





フリーエリア
にほんブログ村 花ブログへ
にほんブログ村



花の本屋さん

カウンター

カレンダー
09 2025/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

楽天

最新コメント
[02/12 kenji]
[12/31 kenken]
[08/23 龍]
[08/22 ポポ]

最新トラックバック

プロフィール
HN:
HP:
性別:
男性

バーコード
ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析







Copyright ©  -- 植物図鑑ブログ --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by 押し花とアイコン / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]