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リビナ・ティンクトリアはヤマゴボウ科ジュズサンゴ属の常緑多年草である。
北アメリカの南部から中南アメリカにかけて分布する。
草丈は50~100センチくらいである。
枝は広がって育ち、茎のつけ根が木質化するものもある。
葉は卵形ないし幅の広い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
数珠珊瑚(ジュズサンゴ:Rivina humilis)と似ているが、葉の表面に毛が生えている点が異なる。
開花時期は6~10月くらいである。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3ミリくらいの白ないし淡い桃色の花をつける。
花には花弁はなく、4枚の萼片が花弁のように見える。
花の後にできる実は直径5ミリくらいの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、赤色に熟する。
属名の Rivina はドイツ人の植物学者「リビヌス(Augustus Quirinus Rivinus, 1652-1723)さん」の名からきている。
種小名の tinctoria は「着色した」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Rivina tinctoria
★葉の様子たしかに違っているようだ
とっても近い仲間だけれど

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砂糖楓(サトウカエデ)はカエデ科カエデ属の落葉高木である。
分類体系によっては(APGIII)ムクロジ科とされる。
カエデ属は北半球の温帯を中心に150種くらいが分布する。
本種の原産地は北アメリカの東部である。
カナダのケベック州からアメリカ合衆国のテキサス州、ルイジアナ州にかけて分布している。
英名はシュガーメイプル(sugar maple)という。
樹液を煮詰めたものをメイプルシロップやメイプルシュガーとして利用する。
カナダでは国旗や硬貨のデザインに本種の葉が取り入れられている。
日本へは明治時代の渡来し、街路樹として利用されている。
樹高は30メートルから40メートルくらいになる。
樹皮は灰色である。
葉は手のひら状に3つから5つに裂け、向かい合って生える(対生)。
葉の直径は8センチから14センチくらいあり大きい。
開花時期は4月である。
雌雄異株である。
淡い黄緑色をした花弁のない花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、2つのブロックからなる。
秋には黄や赤に紅葉する。
樹木は家具などに利用される。
花言葉は「自制」である。
属名の Acer は「裂ける」という意味のラテン語からきている。
種小名の saccharum は「砂糖の」という意味である。
写真は9月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Acer saccharum
★大きくて迫力のある紅葉に
びっくりするよさすがアメリカ

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黄実の莢迷(キミノガマズミ)はスイカズラ科ガマズミ属(ビブルヌム属)の落葉低木である。
分類体系によっては(APGIII)レンプクソウ科とされる。
漢字では「迷」の文字にはクサカンムリが必要だが、ここでは便宜的に用いる。
ビブルヌム属は世界に150種以上が分布する。
日本にも莢迷(ガマズミ)などが分布し、属名の和名もガマズミ属という。
本種は、分類上は莢迷(ガマズミ)の品種の1つとされている。
基本種は北海道の南部から九州にかけて分布し、山野に生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
本種は主に庭木や盆栽として栽培されている。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
枝には密に毛が生える。
葉は幅の広い卵形ないし円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の両面に毛が生えている。
開花時期は5月から6月である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花冠は直径5ミリくらいで、先は5つに裂ける。
雄しべは5本である。
花の後にできる実は楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋には黄色に熟する。
属名の Viburnum はこの属1種のラテン古名だが意味はわかっていない。
種小名の dilatatum は「拡大した」という意味である。
品種名の xanthocarpum は「黄色い果実の」という意味である。
写真は9月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Viburnum dilatatum f. xanthocarpum
★今までは気づかなかったこの品種
季節に恵まれ果実に気づき

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狸菖蒲(タヌキアヤメ)はタヌキアヤメ科タヌキアヤメ属の多年草である。
タヌキアヤメ科は東南アジア、太平洋諸島、オーストラリアなどに3属6種が分布する。
本種は九州の南部から沖縄にかけて分布し、湿地に生える。
海外では、台湾、中国、マレーシア、インド、オーストラリアなどにも分布する。
草丈は70~130センチくらいである。
根際から生える葉は剣状の線形で、つけ根の部分は茎を抱く。
開花時期は7~10月くらいである。
花の色は黄色で、花茎の上部に疎らにつく。
花被片は4枚である。
2枚の外片は卵形で上下につく。
2枚の内片は小さく、左右につく。
花のつけ根の部分には細長い苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)がある。
花は全体に白い綿毛で覆われている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は、姿が菖蒲(アヤメ)に似ていて花茎に褐色の長い毛が生えていることからきている。
属名の Philydrum はギリシャ語の「philos(好)+hydor(水)」からきている。水湿地に生えることから名づけられた。
種小名の lanuginosum は「綿毛のある」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Philydrum lanuginosum
★たまらない気分になるねこの花は
狸の名前がいかにも似合って

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オプンティア・レウコトリカはサボテン科ウチワサボテン属(オプンティア属)の多年草である。
オプンティア属は南北アメリカ大陸を中心に200種くらいが分布するウチワサボテンの仲間である。
同属のオプンティア・フィクスインディカ(Opuntia ficus-indica)に団扇サボテン(ウチワサボテン)の和名があり、属名の和名もウチワサボテン属という。
本種の原産地はメキシコ中部で、山地に生える。
流通名は銀世界(ギンセカイ)という。
草丈は2~5メートルくらいになる。
幹は木質化して太く、よく枝分かれをする。
白毛状の細い棘に覆われている。
茎節は楕円形である。
開花時期は6~9月くらいである。
花径4~5センチくらいの黄色い大きな花をつける。
花言葉は「内気な乙女」である。
属名の Opuntia はラテン語の「Opuntis(オプースの)」からきている。オープス(Opus)はギリシャの地名である。
種小名の leucotricha は「白い毛のある」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Opuntia leucotricha
★白い毛がトレードマークの銀世界
サボテンの名はちょっと異質

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