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植物図鑑ブログ

毎日「今日の花」を載せ、時々「植物図鑑」のサイト情報などを載せます。

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バッカリス・ハリミフォリアはキク科バッカリス属の落葉低木である。
バッカリス属は南アメリカを中心に500種くらいが分布する大きな属である。
本種の原産地はアメリカ合衆国の東南部から西インド諸島にかけてで、海岸沿いの平野や塩湿地に生える。
YListでは和名を浜辺の木(ハマベノキ)としている。
樹高は2~4メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があるが、鋸歯の形状には幅がある。
雌雄異株である。
開花時期は10~11月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、小さく白い筒状の花をたくさんつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Baccharis はローマ神話に登場する神「バッカス(Bacchus)」の名からきている。この属の1種の根がよい香りのすることから名づけられた。
種小名の halimifolia は「halimi(不明)のような葉の」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Baccharis halimifolia

★めずらしいキク科の木を見てほくそ笑む
 たくさんあるのか南米ならば




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パイナップル(pineapple)はパイナップル科アナナス属の多年草である。
原産地はブラジルである。
現在では熱帯地域で広く栽培されている。
斑入りパイナップル(フイリパイナップル)はその変種で、観賞用に改良されたものである。
特徴は葉に斑が入ることである。
普通は緑と白の条斑となる。
草丈は30~100センチくらいである。
茎は短くて硬い。
根際から生える葉は剣状で硬く尖り、縁には鋭い棘がある。
棘は赤く、株の真ん中も赤味のある色になる。
花穂は円筒形で、螺旋状に花が密生する。
1つ1つの花には3枚の外花被と3枚の内花被がある。
花は肉質で白っぽく、先が淡い紫色を帯びる。
果実は集合果である。
実は多肉質で、黄橙色に熟する。
属名の Ananas はパイナップルのブラジルでの現地語からきている。
種小名の comosus は「長い束毛のある」という意味である。
変種名の variegatus は「斑入りの」という意味である。
写真は9月に宇治市植物公園で撮った。
学名:Ananas comosus var. variegatus(syn. Ananas comosus 'Variegatus')

★斑の入る葉っぱはとても魅惑的
 パイナップルの味染み出るようで




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クルクマ・ペティオラタはショウガ科ウコン属(クルクマ属)の多年草である。
クルクマ属は世界に80種くらいが分布する。
香辛料などに利用される同属のクルクマ・ロンガ(Curcuma longa)に鬱金(ウコン)の和名があり、属名の和名もウコン属という。
本種の原産地はタイとマレーシアである。
ジュエル・オブ・タイランド(jewel of Thailand)などの英名がある。
また、YListでは和名を花鬱金(ハナウコン)としている。
草丈は60~100センチくらいである。
葉は大形の披針形(笹の葉のような形)で、先は尖る。
開花時期は8~10月くらいである。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)は淡い紅紫色である。
花は小さくて黄色く、一日花である。
本種は花序が美しく、切り花などの観賞用に栽培される。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Curcuma はアラビア語の「kurkum(黄色)」からきている。根茎から黄色の色素を得ることから名づけられた。
種小名の petiolata は「葉柄のある」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Curcuma petiolata

★似た仲間あれやこれやと見てきたね
 もっと知りたいクルクマのこと




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ビデンス・フェルリフォリアはキク科センダングサ属(ビデンス属)の多年草である。
ビデンス属は世界の温帯や熱帯に200種くらいが分布する。
日本にも栴檀草(センダングサ)などが分布するので、属名の和名をセンダングサ属という。
本種の原産地は北アメリカの南部からグアテマラにかけてである。
英名はアパッチ・ベガーティックス(Apache beggarticks)である。
「アパッチ族の栴檀草」といった意味合いである。
多くの園芸品種が作出されている。
また、近縁種にウインターコスモスがあるが、本種も一部ではその名で流通している。
草丈は40~80センチくらいである。
葉は羽状に深く裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~10月くらいである。
茎先に鮮やかな黄色の花(頭花)をつける。
花径は3センチくらいで、筒状花は5枚である。
属名の Bidens はラテン語の「bi(2)+dens(歯)」からきている。実にある2本の棘を歯に見立てたものである。
種小名の ferulifolia は「杖のような葉の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
園芸品種のゴールデンゴッデス(Golden Goddess)である。
学名:Bidens ferulifolia

★びっしりと花が咲いたら見事かな
 ひとつひとつは小さいけれど




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ニーレンベルギア・ヒッポマニカはナス科アマモドキ属(ニーレンベルギア属)の多年草である。
ニーレンベルギア属はメキシコから南アメリカにかけて35種が分布する。
ニーレンベルギア・フルテスケンス(Nierembergia frutescens)の和名を亜麻擬き(アマモドキ)といい、属名の和名もアマモドキ属という。
また、和名の異名を亜麻騙し(アマダマシ)といい、属名の和名をアマダマシ属とするものもある。
本種の原産地はアルゼンチンである。
草丈は15~30センチくらいある。
葉は線状で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5~9月くらいである。
花径2センチくらいの紫色をした花を上向きにつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂けて横に広がり、皿のような形になる。
花冠には皺が寄っている。
花の真ん中は黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Nierembergia はスペインの植物学者「ニエレンベルグ(Johann Eusebius Nieremberg, 1595-1653)さん」の名からきている。
種小名の hippomanica はギリシャ語の「hipp(馬)+manus(手)」からきている。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Nierembergia hippomanica

★この花は原種らしいがどうだろう
 ニーレンベルギア謎に包まれ




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