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植物図鑑ブログ

毎日「今日の花」を載せ、時々「植物図鑑」のサイト情報などを載せます。

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ストロファンツス・グラツスはキョウチクトウ科キンリュウカ属(ストロファンツス属)の常緑低木である。
ストロファンツス属はアフリカや熱帯アジアに35~40種くらい分布する。
同属のストロファンツス・ディバリカツス(Strophanthus divaricatus)に金竜花(キンリュウカ)の和名があり、属名の和名もキンリュウカ属という。
本種の原産地は西アフリカなどである。
蔓性で、蔓の丈は25メートルに達する。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質で艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5~6月である。
茎先に筒状で淡いピンクを帯びた白い花をつける。
花冠の先は5つに裂け、横に開く。
花にはほのかな香りがある。
毒性があり、自生地では毒矢として用いられてきた。
属名の Strophanthus はギリシャ語の「strophos(ねじれた紐)+ anthos(花)」からきている。
種小名の gratus は「快い」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Strophanthus gratus

★猛毒を隠すがごとき甘き香に
 ほろ酔うごとく花に近づき




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熊苺(クマイチゴ)はバラ科キイチゴ属の落葉低木である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の草地や林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国東北部にも分布する。
和名の由来は、熊の出そうなところに生えるというところからきている。
樹高は1~2メートルである。
枝は赤紫色を帯び、棘がある。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁は3つから5つに浅く裂ける。
それぞれの裂片の縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉の表面は濃い緑色、裏面は淡い緑色である。
葉脈上には棘がある。
開花時期は5~6月である。
葉の脇に花径10~15ミリくらいの白い花をいくつか集まってつける。
花弁は5枚である。
花弁は細くてちじれており、花弁と花弁の間に隙間がある。
花の後にできる実は直径1センチくらいのキイチゴ状果(集合核果)である。
7~8月に赤く熟し、食べられる。
属名の Rubus はラテン語の「ruber(赤)」からきている。赤い実がなることから名づけられた。
種小名の crataegifolius は「サンザシ属に似た葉の」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Rubus crataegifolius

★貧相に見える花だが熊苺
 実は美味しいよ熊も大好き




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小衝羽根空木(コツクバネウツギ)はスイカズラ科ツクバネウツギ属の落葉低木である。
ツクバネウツギ属は東アジアやメキシコに15種が分布する。
本種は日本固有種である。
本州の長野県から九州にかけて分布し、丘陵地などの日当たりのよい場所に生える。
衝羽根空木(ツクバネウツギ)より花が小さいのでこの名がある。
樹高は1~2メートルくらいである。
細かく枝を分ける。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の上部には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~6月である。
枝先につく花は1~7輪で、クリーム色または黄色である。
漏斗状の細い花筒から鐘状に広がる。
花径は7~15ミリくらいである。
萼片は2~3枚である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Abelia はイギリス人の医師「アベル(Clarke Abel, 1789-1826)さん」の名からきている。
種小名の serrata は「鋸歯のある」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Abelia serrata

★丘の上クリーム色の花つけて
 小衝羽根空木枝もたわわに




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蝙蝠葛(コウモリカズラ)はツヅラフジ科コウモリカズラ属の蔓性落葉木本である。
北海道から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、シベリアなどにも分布する。
和名の由来は、葉が蝙蝠(コウモリ)の翼に似ていることからきている。
他の植物などに絡みついて伸びる。
蔓の長さは数メートルである。
茎にも葉にも毛は生えていない。
茎は紅紫色を帯びる。
葉には長い柄があり、互い違いに生える(互生)。
葉は円心形で手のひら状に浅く裂け、周りにぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5~6月である。
雌雄異株である。
葉の脇から短い円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、淡い黄色の小花をたくさんつける。
花弁は9~10枚くらいである。
雄花には雄しべが20本あり、葯(雄しべの花粉を入れる袋)は4つに裂ける。
雌花には、雌しべの心皮が3枚あり、花柱は短い。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、青黒く熟する。
実にはアルカロイドを含み、誤食をすると神経障害や痙攣などの症状を引き起こす。
中国では、根を山豆根(さんずこん)といい、薬用とされる。
属名の Menispermum はギリシャ語の「men(月)+sperma(種子)」からきている。果実の核が半月形をしていることから名づけられた。
種小名の dauricum はシベリアの「ダフリア地方の」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Menispermum dauricum

★物騒な名前だけれど勘弁な
 蝙蝠葛は木漏れ日浴びて





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猿梨(サルナシ)はマタタビ科マタタビ属の蔓性落葉低木である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山野に生える。
海外では、サハリン、ウスリー、朝鮮半島、中国などにも分布する。
蔓は大きく生長し、丈夫で腐りにくい。
蔓の長さは10~20メートルになる。
そのため四国祖谷渓の「かずら橋」をつくる材料にも使用されているという。
葉は楕円形ないし広い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には棘のようなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~7月である。
葉の脇に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、花径1~2センチの白い5弁花をつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
果実はコクワとも呼ばれ、甘酸っぱい味がしておいしい。
キウイフルーツに近いもので、疲労回復、強壮、整腸などの薬効もある。
和名の由来は、猿が果実を食用とし、猿酒を作ったりしたところからきている。
花言葉は「誘惑」である。
属名の Actinidia はギリシャ語の「aktis(放射線)」からきている。柱頭が放射状に並ぶことから名づけられた。
種小名の arguta は「尖った」という意味である。
写真は5月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Actinidia arguta

★森の中聞こえてくるよ宴会の
 歌声愉し緑の中で




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