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無人紅羊歯(ムニンベニシダ)はオシダ科オシダ属の常緑多年草である。
小笠原諸島の固有種で、山地のやや乾いた林の中に生えるシダ植物である。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
近縁種に八丈紅羊歯(ハチジョウベニシダ)がある。
草丈は50センチから80センチくらいである。
根茎は短くて斜上し、褐色ないし黒褐色の鱗片がつく。
葉は3回羽状複葉である。
葉の質は革質で、濃い緑色をしている。
胞子嚢(胞子をつく場所)群は葉の裏面の上部につく。
胞子嚢群がつく部分の葉が少し収縮するのが特徴である。
変種の父島紅羊歯(チチジマベニシダ)は縮まないので区別されている。
属名の Dryopteris はギリシャ語の「dry(樫)+pteris(羊歯)」からきている。樫の木に着生するということから名づけられた。
種小名の insularis は「島に生える」という意味である。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Dryopteris insularis
★少しだけ違ったところがあるらしい
隔絶の地に無人紅羊歯

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