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茶蘭(チャラン)はセンリョウ科センリョウ属の常緑小低木である。
原産地は中国の南部やタイである。
標高200~1000メートルの林の中に生える。
また、観賞用に栽培される。
日本へは江戸時代に渡来した。
日本では観賞用として鉢植えにされ、温室で育てられる。
漢字では中国名からきた「金栗蘭」の文字も充てられる。
樹高は30~60センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は分厚く、艶がある。
開花時期は5~6月である。
枝先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、黄緑色の小さな花をつける。
花には花被はなく、ずんぐりした雌しべの脇から雄しべが出る。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、熟すと白くなる。
和名の由来は、葉が茶(チャ)に似ており、花は蘭(ラン)に似た香りがすることからきている。
属名の Chloranthus はギリシャ語の「chloros(黄緑)+anthos(花)」からきている。
種小名の spicatus は「穂状の」という意味である。
写真は1月に新宿御苑で撮った。
学名:Chloranthus spicatus
★花も実も姿はとても地味だけど
芳しい香を蘭と名づけて

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