ゴールドマリー'84 2012/11/15 (Thu)

ゴールドマリー'84（Goldmarie'84）はバラ科バラ属の落葉低木である。
フロリブンダ系（Floribunda：FL）と呼ばれるものの１つで、四季咲きの中輪である。
１９８２年にドイツのコルデス（Reimer Kordes）によって作出された。
ゴールドマリーには他に１９５８年に作出された品種がある。
樹高は１００～１３０センチくらいである。
樹形は半横張り性である。
花にはよい香りがある。
開花時期は５～１１月である。
花径９～１０センチくらいの丸弁咲きの半八重である。
花の色は赤みを帯びた濃い黄色である。
花弁数は２０～２５枚である。
写真は１０月に神代植物公園で撮った。
学名：Rosa 'Goldmarie'84'

★鮮やかな黄色の薔薇が眩しげに
　咲く庭園は花に溢れて





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ジャニナ 2012/11/14 (Wed)

ジャニナ（Janina）はバラ科バラ属の落葉低木である。
花の名は女性名である。
ハイブリッドティ系（Hybrid Tea：HT）と呼ばれるものの１つで、四季咲きの大輪である。
１９７４年にドイツのタンタウ（Tantau）で作出された。
樹高は１５０センチくらいである。
樹形は半横張り性である。
花には微香がある。
開花時期は５～１１月である。
花径１０センチくらいの半剣弁高芯咲きの半八重である。
花の色は明るいオレンジ色で、裏側は黄色である。
写真は１０月に神代植物公園で撮った。
学名：Rosa 'Janina'

★オレンジの明るい花びら渦巻いて
　重なるフリル賑わいの声




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バタースコッチ 2012/11/12 (Mon)

バタースコッチ（Butterscotch）はバラ科バラ属の落葉低木である。
大輪咲きクライミング・ローズ（Large Flowerd Climbing：LCl）と呼ばれるものの１つで、四季咲きの大輪である。
１９８６年にアメリカのウォリナー（W. A. Warriner）によって作出された。
樹高は１５０～３００センチくらいである。
樹形は蔓性である。
花には微香がある。
開花時期は５～１１月である。
花径１０センチくらいの半剣弁高芯咲きの半八重で、花の色はクリームがかった茶色である。
花弁数は３０枚くらいである。
アーチやフェンス、オベリスクなどに向いている。
写真は９月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名：Rosa 'Butterscotch'

★落ち着いたシックな色に安らぎつ
　ため息漏らす秋の庭園





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チャンピオン・オブ・ザ・ワールド 2012/11/11 (Sun)

チャンピオン・オブ・ザ・ワールド（Champion of the World）はバラ科バラ属の落葉低木である。
オールドローズ（Old Rose：O）のハイブリッド・パーペチャル系（Hybrid Perpetual：HP）と呼ばれるものの１つで、四季咲きの中輪である。
パーペチャルは四季咲きを意味する。
１８９４年にイギリスのランベルト（Woodhouse）によって作出された。
ただし、１８８５年にアメリカのバーゲス（W. Burgess)がミセス・デグロー（Mrs. DeGrawk）の名で育種したという説もある。
樹高は１００～１５０センチである。
樹形は半横張り性である。
花にはダマスク系のよい香りがある。
開花時期は５～１１月である。
花径６～８センチくらいの丸弁カップ咲きからロゼット咲きの半八重で、花の色はピンクである。
鉢植えや生け垣にも向いている。
写真は９月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名：Rosa 'Champion of the World'

★名の由来はっきりしないようなんだ
　刻む歴史はとても長くて




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広葉ていしょう草（ヒロハテイショウソウ） 2012/11/10 (Sat)

広葉ていしょう草（ヒロハテイショウソウ）はキク科モミジハグマ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の東海地方、近畿地方と四国に分布し、海岸に近い林の中に生える。
分類上は、ていしょう草（テイショウソウ）の変種とされている。
和名の由来は不明である。
漢字で「禎祥草」とするという説もあるという。
草丈は２０～３０センチくらいである。
根際から生える葉は心形である。
葉の縁には粗いぎざぎざ（鋸歯）がある。
開花時期は１１～１２月である。
開花時には葉は落ちる。
茎先に花径１センチくらいの白い花（頭花）を数個つける。
花の後にできる実はそう果（熟しても裂開せず、種子は１つで全体が種子のように見えるもの）である。
属名の Ainsliaea はイギリス人で東インド会社の外科医だった「エインズリー（W. Ainslie, 1767-1837）さん」の名からきている。
種小名の cordifolia は「心臓形をした葉の」という意味である。
変種名の maruoi は植物採集家「丸尾さんの」という意味である。
写真は１１月につくば植物園で撮った。
学名：Ainsliaea cordifolia var. maruoi

★花見れば似たものたくさんあるけれど
　葉に個性見せ棲み分けをして




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