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植物図鑑ブログ

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サン・ガッディス(Sun Goddess)はバラ科バラ属の落葉低木である。
花の名は「太陽の女神」を意味する。
ハイブリッドティ系(Hybrid Tea:HT)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの大輪である。
1994年にアメリカのウォリナー(W. A. Warriner)によって作出された。
樹高は90~110センチくらいである。
樹形は木立性である。
花にはよい香りがある。
開花時期は5~11月である。
花径11センチくらいの半剣弁高芯咲きの半八重で、花の色は濃い黄色である。
花弁数は35枚くらいである。
鉢植えにも向いている。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Rosa 'Sun Goddess'


★すっきりと上向きに咲くその姿
 まるで女神を見るがごときか




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コンテ・ド・シャンボール(Comte de Chambord)はバラ科バラ属の落葉低木である。
名はブルボン家の血筋をひくシャンボール伯爵に捧げられたものである。
オールドローズ(Old Rose:O)のポートランド種(Portland:P)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの中輪である。
1858年にフランスのロベール・モロー共同農場(Robert et Moreau)によって作出された。
樹高は120~160センチくらいである。
樹形は直立性である。
花にはダマスク系の強い香りがある。
開花時期は5~11月である。
花径9センチくらいのカップ咲きからクォーターロゼット咲きの八重で、花の色はローズピンクである。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Rosa 'Comte de Chambord'


★オールドで繰り返し咲きは珍しく
 ぎっしり詰まる花の豪華さ




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プラム・ダンディ(Plum Dandy)はバラ科バラ属の落葉低木である。
ミニチュアローズ(Miniture rose:Min)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの小輪である。
1991年にアメリカのウォリナー(W. A. Warriner)によって作出された。
樹高は30~40センチくらいである。
樹形は横張り性である。
花にはよい香りがある。
開花時期は5~11月である。
花径4センチくらいの半剣弁平咲きの八重で、花の色は紅紫色である。
花弁数は30~35枚くらいである。
写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Rosa 'Plum Dandy'


★愛らしい房咲き見れば笑み浮かぶ
 これは可愛いミニチュアローズ




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無人青雁皮(ムニンアオガンピ)

無人青雁皮(ムニンアオガンピ)はジンチョウゲ科アオガンピ属の常緑小低木である。
小笠原諸島の固有種で、海岸近くの岩場などに生える。
自生地では桜楮(サクラコウゾ)と呼ばれ、戦前は和紙づくりに用いられた。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
南西諸島などに近縁種の青雁皮(アオガンピ)が分布する。
青雁皮(アオガンピ)は両性花だが、本種は雌雄異株である。
樹高は80センチくらいである。
葉は倒卵形で、向かい合って生える(対生)
葉の先は丸く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は分厚い。
開花時期は4~5月と10~11月である。
植物園では9~2月ころに花が咲く。
花冠は筒状で、先は4つに裂け大きく横に開く。
花の色は黄緑色である。
花には仄かな香りがある。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、赤く熟する。
属名の Wikstroemia はスウェーデンの植物学者「ウィクストロエム(J.E.Wikstroem)さん」の名からきている。
種小名の pseudoretusa は「アオガンピに似た」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Wikstroemia pseudoretusa


★久々に訪ねた冬の夢の島
 まだ見ぬ花に出合う歓び


無人青雁皮(ムニンアオガンピ)

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浜姫榊(ハマヒサカキ)

浜姫榊(ハマヒサカキ)はツバキ科ヒサカキ属の常緑低木である。
本州の中部地方から沖縄にかけて分布し、海岸に生える。
公園や庭の低い植え込みなどにも使われている。
海外では、朝鮮半島の南部や中国にも分布する。
樹高は150~500センチくらいである。
長い楕円形の葉は厚くて先は丸く、互い違いに生える(互生)。
開花時期は10~2月である。
葉の脇に白い小さな5弁花をつける。
花の後には球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)をつける。
実は緑から黒に変わる。
属名の Eurya はギリシャ語の「eurys(広い)」からきている。
種小名の emarginata は「先に浅い割れ目のある」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Eurya emarginata


★小さくて白い花びらちょいとつけ
 浜姫榊は寒さに負けず


浜姫榊(ハマヒサカキ)

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