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鳳凰木(ホウオウボク)はジャケツイバラ科ホウオウボク属の落葉高木である。
分類の仕方によってはジャケツイバラ科とする場合もある。
原産地はマダガスカルである。
熱帯地方では街路樹として普通に植えられている。
日本では沖縄で見られる。
和名の由来は、花の姿を伝説の鳥「鳳凰」に見立てたものである。
英名はロイヤルピーコック(Royal Peacock)である。
樹高は10~15メートルである。
樹冠が傘状に広がる。
葉は2回羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
羽状複葉というのは、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成されるもののことである。
それを2回枝分かれを繰り返して1枚の葉となる。
小葉は細かくシダの葉のようである。
開花時期は5~7月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、蝶形の花をつける。
花径10センチくらいある鮮やかな朱色の花で、雄しべと雌しべが飛び出す。
花びらは5枚あり、黄色の縞が入る。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
長さが40~50センチある青い大きな剣状の莢ができ、やがて黒く変色する。
種子はネックレスなどの素材とされる。
属名の Delonix はギリシャ語の「delos(明白な)+onyx(鉤爪)」からきている。花弁の形から名づけられた。
種小名の regia は「王の」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Delonix regia
★堂々と天をめざして枝広げ
緑の翼風になびかせ

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