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ベンジャミンゴムはクワ科イチジク属(フィクス属)の常緑高木である。
原産地はインドである。
和名は枝垂れ榕樹(シダレガジュマル)という。
日本では観葉植物として愛好されている。
斑入りベンジャミン(フイリベンジャミン)はその園芸品種である。
樹高は20~30メートルくらいである。
幹は灰白色である。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
この葉が斑入りとなる。
さまざまな種類のものが作出されている。
花は隠頭花序(花軸の先が膨らんで壷型となり、その中に単性の花を密生する)である。
属名の Ficus はイチジクのラテン語古名からきている。
種小名の benjamina はインドでの現地名(Benjan)からきている。
品種名の Variegata は「斑入りの」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Ficus benjamina 'Variegata'
★銀色と淡い緑がマッチして
醸し出されるムードも淡く
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蕗(フキ)はキク科フキ属の多年草である。
日本原産で、今でも全国各地に分布している山菜・野菜である。
平安時代から野菜として栽培されてきている。
海外では、サハリン、朝鮮半島、中国の一部にも自生している。
蕗の薹(フキノトウ)は蕗(フキ)の蕾である。
まだ葉が出る前に、蕗の薹(フキノトウ)だけが地上に顔を出す。
旬は場所によって違うが、関東の平地で2~3月である。
雌雄異株である。
花が黄色いのが雄株、白いのが雌株である。
俳句では、「蕗の薹」が春の季語、「蕗」は夏の季語である。
属名の Petasites はギリシャ語の「petasos(つば広の帽子)」からきている。葉が広く大きいことから名づけられた。
種小名の japonicus は「日本の」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Petasites japonicus
★実を硬く蕾みたりしは蕗の薹
花の咲く日をひた待つように
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麋角羊歯(ビカクシダ)はウラボシ科ビカクシダ属の常緑多年草である。
ニューギニアからオーストラリアの東部にかけて分布し、樹木に着生する。
麋(び)はオオジカを意味する。
草丈は30~100センチくらいである。
葉は栄養葉と胞子葉の2種類がある。
胞子葉が主に鑑賞する部分で、鹿の角のような形をしている。
根茎から束になって生えている(束生)腎円形の葉は裸葉で、水を蓄える。
別名を蝙蝠蘭(コウモリラン)という。
これは栄養葉の形を見立てたものである。
属名の Platycerium はギリシャ語の「platys(広い)+ceras(つの)」からきている。葉の様子がオオジカの角のように広がることから名づけられた。
種小名の bifurcatum は「二又の」という意味である。
写真は11月に沖縄県沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Platycerium bifurcatum
★たくましく角を生やして麋角羊歯
温室にない自然の姿
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山筑紫菫(ヤマツクシスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
原産地は、台湾、中国から東南アジアにかけての亜熱帯や熱帯の地域である。
日本に自生するものはない。
分類上は、筑紫菫(ツクシスミレ)の亜種とされている。
学名からきたビオラ・テヌイスや南蛮菫(ナンバンスミレ)の名でも流通している。
なお、筑紫菫(ツクシスミレ)も古い時代に持ち込まれたものが帰化したものと推定されている。
草丈は5~15センチくらいである。
無茎種である。
花茎は赤く、毛が生える。
葉はさじ形で、少し肉厚である。
開花時期は12~4月くらいである。
花の色は淡い紅紫色で、つけ根の部分は白く真ん中が黄色い。
唇弁には紫色の筋が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はギリシャ神話に登場する女性イーオー(Io)に由来する。雌牛に変身させられ、スミレを常食にした。
種小名の diffusa は「広がった」という意味である。
亜種名の tenuis は「細い、薄い」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の菫展で撮った。
学名:Viola diffusa ssp. tenuis(=Viola tenuis)
★南国のムードかもして菫咲く
名前はなぜか山筑紫菫
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マレオラ・ウィテアナはラン科マレオラ属の常緑多年草である。
マレー半島、スマトラ島、ジャワ島、カリマンタン島などに分布する着生種である。
草丈は25センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、2列に互い違いに生える(互生)。
開花時期は秋から冬である。
垂れた茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径6ミリくらいの小さな花をたくさんつける。
花の色は黄橙色に赤が交じり、距が目立つ。
属名の Malleola はラテン語の「malleolus(くるぶし)」からきている。
種小名の witteana はオランダ人でライデン植物園の管理者だった「ウィッテ(E. T. Witte)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Malleola witteana
★侵略の時代背景漂わす
花の名前に思いは曇り
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