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竹蕙蘭(チケイラン)はラン科クモキリソウ属の多年草である。
四国の南部、九州の南部、沖縄に分布し、樹幹や岩上に生える着生種である。
海外では、台湾、中国の南西部、フィリピン、ベトナム、ヒマラヤ、インドのアッサム地方などにも分布する。
学名のリパリス・ブータネンシスで表示するものもある。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10センチから20センチである。
葉は細長い卵形である。
開花時期は10月から1月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い緑褐色の花を数輪つける。
花径は2センチに満たない。
属名の Liparis はギリシャ語の「liparos(輝く)」からきている。滑らかで艶のある葉を持つことから名づけられた。
種小名の bootanensis は「ブータンの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Liparis bootanensis
★日本にも咲く場があるとやっと知り
謎が解けたぞブータネンシス
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珊瑚アナナス(サンゴアナナス)はパイナップル科エクメア属の常緑多年草である。
原産地はブラジルである。
学名のアクメア・フルゲンスで表示するものもある。
草丈は40~60センチくらいである。
幅の広い線形の葉は両面に白い粉を吹く。
開花時期は周年である。
珊瑚の球のような紅色の花穂を出し、青紫色の花をつける。
花はすぐに散るが、玉状の萼は長く鑑賞できる。
属名の Aechmea はギリシャ語の「aichme(槍)」からきている。
種小名の fulgens は「艶のある」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Aechmea fulgens
★美しい宝石のような萼の色
目にも楽しい珊瑚アナナス
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葉蘭アナナス(ハランアナナス)はパイナップル科ピトカイルニア属の常緑多年草である。
原産地はコロンビアからペルーにかけてである。
草丈は1メートルに達する。
根際から生える葉は剣状の長い楕円形である。
この葉の形がユリ科の葉蘭(ハラン)に似ているというのが名の由来である。
開花時期は周年である。
長い総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を垂れ下げて、真っ赤な花(苞)をいっぱいにつける。
苞の間から黄色い小さな花を咲かせる。
属名の Pitcairnia は18世紀のイギリスの医師で園芸家の「ピトケアン(William Pitcairn)さん」の名からきている。
種小名の corallina は「珊瑚色を帯びた紅色の」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Pitcairnia corallina
★だらりんと提げた花の穂重たそう
真っ赤に燃える葉蘭アナナス
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唐楓(トウカエデ)はカエデ科カエデ属の落葉高木である。
原産地は中国である。
中国大陸の東南部や台湾に分布する。
日本へは江戸時代に長崎から入ってきた。
紅葉が美しいので、公園や街路樹などに植えられている。
樹高は10~20メートルくらいである。
樹皮は黒っぽい灰色で、縦に割れて剥がれる。
葉は長さが4~8センチで、浅く3つに裂ける。
ただし、5つに裂けるものもあれば、ほとんど裂けないものもあり、変異が多い。
葉の表面には艶があり、裏面は白みを帯びる。
開花時期は4~5月である。
枝先に小さな淡い黄色の花をつける。
花の後にできる実は翼果(翼のある実)である。
秋の紅葉は美しい。
三角楓(サンカクカエデ)の別名がある。
これは英名のトライデントメープル(trident maple)からきたものである。
属名の Acer は「裂ける」という意味のラテン語からきている。
種小名の buergerianum は日本植物の採集家でドイツ人の「ブュルゲルさんの」という意味である。
写真は12月に東武動物公園で撮った。
学名:Acer buergerianum
★真っ直ぐに幹を伸ばして唐楓
遥か頭上に花を咲かすや
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ホマロメナ・ワリシーはサトイモ科ホマロメナ属の多年草である。
原産地はコロンビア、ベネズエラである。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
日本では観葉植物として温室内で鉢植えにされる。
和名は春雪草(ハルユキソウ)という。
草丈は15センチくらいである。
茎は短い。
葉は長さが13~20センチくらいの長い楕円形で、濃い緑色の地に白や黄緑色の斑が入る。
葉の裏面は淡い青緑色である。
短い茎先に暗赤色の仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)を出す。
中に包まれた肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)は白い。
属名の Homalomena はギリシャ語の「homalos (平らな)+mene(月)」からきている。
種小名の wallisii はドイツ人の植物収集家「ワリス(G. Wallis)さんの」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Homalomena wallisii
★温室の薄暗闇にほの白く
葉を広げ咲く春雪草は
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