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植物図鑑ブログ

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アンスリウム・アクロポリス

アンスリウム・アンドレアヌムはサトイモ科ベニウチワ属の常緑多年草である。
原産地は南アメリカのコロンビアからエクアドルにかけた一帯である。
和名を大紅団扇(オオベニウチワ)という。
属名のアンスリウムでも流通している。
アクロポリス(Acropolis)はその園芸品種である。
草丈は70センチから80センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄がある。
葉は艶のある緑色の卵形で、つけ根の部分は矢じり形になっている。
その形からサトイモの仲間であることがわかる。
開花時期は周年である。
特徴は、仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)が白くて大形であることである。
本当の花は、中心にある棒状の肉穂花序(柄のない花が花茎に均等につき、主軸が肉厚に膨らんだもの)の部分である。
長い期間楽しめ、鉢物や切り花としても人気がある。
属名の Anthrium はギリシャ語の「anthos(花)+oura(尾)」からきている。肉穂花序が尾のように見えることから名づけられた。
種小名の andraeanum はフランスの園芸家「アンドレイ(E. Andrae)さんの」という意味である。
品種名の Acropolis は「(古代ギリシャの)城市」からきている。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名 Anthurium andraeanum 'Acropolis'


★純白の苞が姿を変えて見せ
 清々しいよアクロポリスは


アンスリウム・アクロポリス

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疣草(イボクサ)

疣草(イボクサ)はツユクサ科イボクサ属の一年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、水田や湿地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、北アメリカ東部などにも分布する。
草丈は20センチから30センチである。
茎は赤味を帯び、下部で枝分かれをして横に這う。
葉は幅の狭い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉のつけ根の部分は鞘状になって茎を抱く。
開花時期は9月から11月である。
3弁の淡い紅色の花をつける。
萼片は3枚で緑色である。
雄しべが3本と仮雄しべが3本ある。
雌しべは1本で、子房は3室である。
花は一日花である。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すと果皮が裂開する果実)で、垂れ下がる。
和名の由来は、イボとりに効くというところからきている。
属名の Murdannia はインドの植物収集家「ムルダン(Munshi Murdan Ali)さん」の名からきている。
種小名の keisak は江戸時代の収集家「二宮敬作さんの」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Murdannia keisak


★疣草の花は小さく背も低く
 ひっそりと咲くここにいるよと


疣草(イボクサ)

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糸芭蕉(イトバショウ)

糸芭蕉(イトバショウ)はバショウ科バショウ属の常緑多年草である。
鹿児島県の南部から沖縄にかけて分布し栽培されている。
海外では、中国の南部、マレーシア、インド、南太平洋などにも分布する。
茎から繊維を採り、芭蕉布の原料とする。
草丈は4~5メートルになる。
葉は大形の楕円形である。
開花、結実時期は周年である。
花は黄色くて小さい。ピンクの萼片が大きい。
バナナに似た実には種が多く流通はしていないが食用になる。
少し酸味があるが美味しいという。
琉球糸芭蕉(リュウキュウイトバショウ)、琉球芭蕉(リュウキュウバショウ)などの別名がある。
属名の Musa はローマ時代のアウグスト大帝の侍医の名(Antonio Musa)からきている。
種小名の liukiuensis は「琉球の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Musa liukiuensis


★芭蕉とはどこが違うの糸芭蕉
 大きさだって負けてはいない


糸芭蕉(イトバショウ)

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アルディシア・スクアムロサ

アルディシア・スクアムロサはヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑低木ないし高木である。
原産地は台湾、フィリピンである。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている。
樹高は2~10メートルである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期、結実時期は周年である。
葉の脇から散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、小さな白ないし桃色の花をいくつか下向きにつける。
花冠は5つに裂ける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で濃い紺色に熟する。
自生地では魚の香りづけに利用される。
観葉植物ともされる。
属名の Ardisia はギリシャ語の「ardis(鎗先)」からきている。雄しべ葯の形が似ていることから名づけられた。
種小名の squamulosa は「小鱗片の多い」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Ardisia squamulosa


★めぐり合うことも叶わぬはずの樹を
 ここで目にする不思議感じつ


アルディシア・スクアムロサ

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アデニウム・オベスム・ソコトラヌム

アデニウム・オベスムはキョウチクトウ科アデニウム属の常緑低木である。
和名を砂漠の薔薇(サバクノバラ)という。
これは英名のデザートローズ(Desert rose)を訳したものである。
本種はその亜種で、イエメン共和国のソコトラ島産である。
多肉植物で、大きなものは4~5メートルになる。
茎の根元はとっくりのように肥大する。
葉はへら形で、枝先近くにつく(頂生)。
艶のある濃い緑色をしている。
開花時期は5~7月だが、周年性がある。
花は筒状で、先が深く5つに裂ける。
花の色は鮮やかな紅色である。
属名の Adenium はイエメンの都市「アデン(Aden)」からきている。
種小名の obesum は「肥満した」という意味である。
亜種名の socotranum は「(イエメンの)ソコトラ島の」という意味である。
写真は9月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Adenium obesum subsp. socotranum


★来るのならどんとおいでよ砂嵐
 任せておきな砂漠の薔薇に


アデニウム・オベスム・ソコトラヌム

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