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植物図鑑ブログ

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サントリナ

サントリナはキク科サントリナ属の常緑低木である。
原産地は地中海沿岸などである。
別名を綿杉菊(ワタスギギク)という。
英名はコットンラベンダー(Cotton lavender)である。
前者は杉の葉に似た葉が綿毛で覆われているところからきている。
後者は草姿と香りがラベンダーに似ていることからきている。
草丈は30~50センチ程度である。
開花時期は5~8月である。
黄色い筒状花からなる球体のような小さな花を咲かせる。
花も可愛いが、主として葉を観賞し、ハーブとして利用される。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Santolina はギリシア語の「sanctum(聖なる)+linum(亜麻)」からきている。
種小名の chamaecyparissus は「ヒノキ属(Chamaecyparis)のような」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Santolina chamaecyparissus


★洋式の庭園ならば欠かせない
 サントリナの花シックに咲いて


サントリナ

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麦藁菊(ムギワラギク)

麦藁菊(ムギワラギク)はキク科ムギワラギク属の多年草である。
英名はストローフラワー(strawflower)である。
学名からヘリクリサムの名でも流通している。
原産地はオーストラリアである。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
草丈は30~100センチくらいである。
茎は直立し、上部で枝分かれをする。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
開花時期は5~9月である。
茎先に1輪ずつ花(頭花)をつける。
特徴は頭花を包む総苞片(花序全体を包む葉の変形したもの)が花弁状に発達していることである。
その部分がかさかさとして、ドライフラワーに適している。
花の真ん中にある筒状花は黄色い。
総苞片の色は黄色、橙色、淡い紅色、クリーム色、白などさまざまである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Helichrysum はギリシャ語の「helios(太陽)+chrysos(金色)」からきている。頭花の形と色からつけられた名である。
種小名の bracteatum は「苞葉のある」という意味である。
写真は6月に千葉県野田市の清水公園花ファンタジアで撮った。
ドリームタイム・ジャンボイエローという園芸品種で、大輪である。
学名:Helichrysum bracteatum


★手触りがとても不思議なヘリクリサム
 雨が降ったら眠るといいよ


麦藁菊(ムギワラギク)

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ゴデチア

ゴデチア(Godetia)はアカバナ科サンジソウ属(クラーキア属)の一年草である。
「ゴデチア」というのはかつての属名である。
原産地は北アメリカのカリフォルニア州で、林の中に生える。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
和名は色待宵草(イロマツヨイグサ)である。
草丈は40~60センチくらいである。
園芸品種には矮性種や高性種もある。
よく枝分かれをする。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、葉柄がある。
開花時期は5~7月である。
花径3~5センチくらいである。
原種の花の色はピンクである。
園芸品種には白、赤、2色咲きなどのものがある。
花弁は4枚、萼片も4枚である。
園芸品種には八重咲きのものもある。
花は一日花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Clarkia は探検家の「クラーク(W. Clark)さん」の名からきている。
種小名の amoena は「愛すべき」という意味である。
写真は6月に千葉県野田市の清水公園花ファンタジアで撮った。
学名:Clarkia amoena(=Godetia amoena)


★花びらを重ね合わせて色重ね
 ゴデチアの花日向に咲いて


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月下美人(ゲッカビジン)

月下美人(ゲッカビジン)はサボテン科クジャクサボテン属の常緑多年草である。
原産地は中南アメリカで、メキシコからブラジルにかけて分布する。
下部の茎は木質だが、上部の茎は葉状でよく枝分かれをする。
葉のように見えるのは茎が葉のように変化したものである。
草丈は30~300センチくらいである。
開花時期は7~11月である。
よい香りのする白い花を咲かせる。
花径は15~20センチくらいある大輪の豪華な花で、夜8~9時ころに開花し、4時間ほどでしぼむ。
美人薄命の喩えから「月下美人」の園芸名がつけられた。
クジャクサボテン類の基本種の1つである。
俳句の季語は夏である。
属名の Epiphyllum はギリシャ語の「epi(上)+ phyllon(葉)」からきている。花が葉の上のほうで咲くことから名づけられた。
種小名の oxypetalum は「鋭い花弁のある」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Epiphyllum oxypetalum


★契りなば燃えにし燃えて一夜妻
 甘き香りを闇に溶かして


月下美人(ゲッカビジン)

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大高嶺茨(オオタカネイバラ)

大高嶺茨(オオタカネイバラ)はバラ科バラ属の落葉低木である。
北海道から本州にかけて分布し、亜高山から高山にかけて生える。
北海道では海岸近くにも生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、サハリン、カムチャツカ半島などにも分布している。
樹高は100~150センチくらいである。
花の柄には密に刺があり、葉の柄には腺毛がある。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)である。
小葉の形は卵形で、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
近縁種の高嶺茨(タカネイバラ)と似ているが、小葉の枚数が異なる。
大高嶺茨(オオタカネイバラ)のほうが1対少なく、5~7枚である。
開花時期は6~7月である。
枝先に花径4~5センチの紅紫色をした5弁花を1つずつつける。
花の柄は長く、萼片は細長い。
秋に熟する実はバラ状果(壺状の花托が肥大し、中にそう果がたくさんあるもの)で、紡錘形をしている。
実は食用とされる。
大高嶺薔薇(オオタカネバラ)の別名もある。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
種小名の acicularis は「針形の」という意味である。
写真は7月に八幡平で撮った。
学名:Rosa acicularis


★高山にひっそりと咲く赤い薔薇
 花びら震わせ風と戯れ


大高嶺茨(オオタカネイバラ)

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