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植物図鑑ブログ

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姫撫子(ヒメナデシコ)

姫撫子(ヒメナデシコ)はナデシコ科ナデシコ属の多年草である。
原産地は北西ヨーロッパである。
ヨーロッパに広く分布し、草地に生える。
また、さまざまな園芸品種がある。
草丈は20センチから40センチくらいである。
匍匐して広がる。
根際から生える葉は幅の狭い披針形である。
茎につく葉は針形である。
開花時期は5月から11月くらいである。
花径2センチくらいの濃いピンクの5弁花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Dianthus はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+anthos(花)」からきている。「ジュピターの花」の意味で、花の美しさを称えて名づけられた。
種小名の deltoides は「三角形の」という意味である。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Dianthus deltoides


★愛らしく小さな花がびっしりと
 咲いた姿はこれぞ花園


姫撫子(ヒメナデシコ)

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蝦夷下野草(エゾノシモツケソウ)

蝦夷の下野草(エゾノシモツケソウ)はバラ科シモツケソウ属の多年草である。
日本固有種である。
北海道に分布し、低地から亜高山の草地などに生える。
草丈は50センチから100センチである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
頂小葉が特に大きく、手のひら状に5つから7つに裂ける。
開花時期は7月から8月である。
茎先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、花径4、5ミリの紅紫色の花をたくさんつける。
萼片の内側に短い毛が生える。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Filipendula はラテン語の「filum(糸)+pendulus(吊り下がった)」からきている。基本種の根が小さな球を糸でつないだように見えることから名づけられた。
種小名の yezoensis は「蝦夷(北海道)の」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Filipendula yezoensis


★咲く姿いつか見たいと思ってた
 花に出合える不思議を思い


蝦夷下野草(エゾノシモツケソウ)

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雌阿寒金梅 (メアカンキンバイ)

雌阿寒金梅(メアカンキンバイ)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
北海道固有種である。
知床山系、阿寒山系、大雪山系、十勝連峰、羊蹄山などに分布し、高山の礫地に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
和名は、発見地である道東の雌阿寒岳に由来する。
草丈は3~10センチくらいである。
背は低く、地面にへばりつくようにして広がる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、小葉はくさび形をしている。
葉の色は灰色がかった緑色である。
自生地での開花時期は7~8月である。
茎先に花径15ミリくらいの黄色い花を数個つける。
先が丸いしゃもじのような形をした5枚の花びらの間は空いていて、緑色の咢片が目立つ。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
別名を蝦夷深山金梅(エゾミヤマキンバイ)ともいう。
属名の Potentilla はラテン語の「potens(強力)」の縮小形である。この属の1種の強い薬効に対してつけられた名である。
種小名の miyabei は北海道の植物研究者「宮部金吾さんの」という意味である。
写真は7月に旭山動物園で撮った。
学名:Potentilla miyabei


★雌阿寒の名に厳しさを垣間見る
 高山の花滅ぶことなく


雌阿寒金梅 (メアカンキンバイ)

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蝦夷河原撫子(エゾカワラナデシコ)

蝦夷河原撫子(エゾカワラナデシコ)はナデシコ科ナデシコ属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、低地から山地にかけての海岸沿いの草地などに生える。
海外では、ユーラシア大陸に広く分布する。
分類上は河原撫子(カワラナデシコ)の基本種とされている。
「撫子」の名の由来は、「撫(な)でるようにかわいい花」ということである。
草丈は30~50センチくらいである。
葉は線形ないし披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉のつけ根は茎を抱く。
開花時期は6~9月である。
花径5センチくらいの淡い紅色をした可憐な花を咲かせる。
花びら(花弁)は5枚で、先が細かく裂ける。
雄しべは10本、雌しべ(花柱)は2本である。
萼筒は長さが2~3センチで、つけ根の部分に苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)が2~3対あり、尾状に伸びる。
河原撫子(カワラナデシコ)のほうが萼筒が長く(3~4センチ)、苞の数も多い(3~4対)。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Dianthus はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+anthos(花)」からきている。「ジュピターの花」の意味で、花の美しさを称えて名づけられた。
種小名の superbus は「気高い」という意味である。
写真は7月に旭山動物園で撮った。
学名:Dianthus superbus


★北の地を望み静に花咲かす
 色は薄紅風走り抜け


蝦夷河原撫子(エゾカワラナデシコ)

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蝦夷九蓋草(エゾクガイソウ)

蝦夷九蓋草(エゾクガイソウ)はゴマノハグサ科クガイソウ属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
北海道に分布し、低地や山地の草地、林の縁などに生える。
海外では、サハリンにも分布する。
九蓋草(クガイソウ)の近縁種だが、大形で葉の脇から花穂をいくつも伸ばすなどの違いがある。
草丈は1~2メートルである。
葉は披針形で柄がなく、5~10枚の葉を数段輪生させる。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7~8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を穂状に出し、小さな紫色の花をたくさんつける。
花は下から上へと咲き上る。
花冠は長さ8ミリくらいの筒状で、先は浅く4つに裂ける。
雄しべは2本で花の外に飛び出す。
萼片は5枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Veronicastrum はラテン語の「Veronica(クワガタソウ属)+astrum(似ている)」からきている。
種小名の sachalinense は「サハリンの」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Veronicastrum sachalinense


★見上げねば花穂も見えぬ大きさに
 これが野生と逃げ出しそうに


蝦夷九蓋草(エゾクガイソウ)

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