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植物図鑑ブログ

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リナリア

リナリアはゴマノハグサ科ウンラン属の一年草である。
分類体系によってはオオバコ科とするものもある。
原産地は地中海沿岸地方である。
学名はリナリア・ビパルティアである。
属名のリナリアの名で流通している。
和名は紫海蘭(ムラサキウンラン)という。
日本でも逸出したものが野生化し、線路沿いなどに生えている。
別名は姫金魚草(ヒメキンギョソウ)という。
これは、金魚草(キンギョソウ)に似て少し小形であるところからきた名前である。
一般的には、この名前のほうが通りがいいかもしれない。
また、本種やマロッカナ種(Linaria maroccana)をベースにした種間交配が盛んに行われ、花の色も赤、ピンク、紅紫色、黄色、白など多彩である。
花壇に植えたり、切り花として利用される。
草丈は15センチから40センチくらいである。
葉は幅の狭い披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3月から7月である。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、唇形をした花をたくさんつける。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Linaria はギリシャ語の「linon(アマ)」からきている。全体が似ているということで名づけられた。
種小名の bipartita は「二つに深く分かれた」という意味である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Linaria bipartita


★少しだけ気取ってみてもいいかなと
 リナリアが咲く春の訪れ


リナリア

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蛇の目エリカ(ジャノメエリカ)

蛇の目エリカ(ジャノメエリカ)はツツジ科エリカ属の常緑低木である。
日本名ではオサラン属というのだが、あまり使われていない。
原産地は南アフリカである。
日本へは大正時代に渡来した。
樹高は30センチから200センチくらいである。
葉は針状で、輪状に生える(輪生)。
開花時期は12月から4月である。
暖地では周年開花をする。
花の色は淡い紅色から濃い紅色である。
花の形は釣り鐘型で、雌しべが覗いている。
雄しべの葯が黒いのが特徴で、「蛇の目」の名の由来になっている。
別名を黒蕊エリカ(クロシベエリカ)という。
英名はヒース(heath)である。
エリカの代表種である。
属名の Erica はギリシャ語の「erion(軟毛)」からきている。全体に軟毛が生える種類の多いことから名づけられた。
種小名の canaliculatus は「溝のある」という意味である。
種小名の melanthera は「黒い色の葯がある」という意味である。
写真は1月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Erica canaliculata(=Erica melanthera)


★古い歌口ずさみつつよく見れば
 蛇の目エリカは不思議の姿


蛇の目エリカ(ジャノメエリカ)

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博多唐草(ハカタカラクサ)

博多唐草(ハカタカラクサ)はツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草である。
原産地はメキシコである。
漢字では「博多柄草」とも書く。
和名は縞紫露草(シマムラサキツユクサ)という。
種小名のゼブリナ(zebrina)はポルトガル語の zebra(シマウマ)と同じ語源である。
茎は匍匐してよく枝分かれをして下垂し、草丈は30センチから50センチくらいになる。
葉は細長い楕円形である。
表面は濃い緑色で、白い縞が入る。
裏面は紫色である。
葉のつけ根は茎を抱く。
開花時期は春から秋にかけてである。
温室では周年開花をする。
花の色は紅紫色で、花びらは3枚、雄しべは6本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Tradescantia はイギリスの庭師「トラデスカントさん(J. Tradescant)」の名にちなむ。
種小名の zebrina は「シマウマのような縞のある」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Tradescantia zebrina


★縞々の葉っぱの模様個性的
 花も咲くんだ博多唐草


博多唐草(ハカタカラクサ)

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グズマニア

グズマニアはパイナップル科グズマニア属の常緑多年草である。
原産地は中南アメリカの熱帯雨林である。
樹木や岩などに着生している。
流通しているものは園芸品種である。
草丈は30~60センチくらいである。
根際から生える葉は剣状で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉の質は軟らかく、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
星状に開いた花のように見える部分は苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
苞の色は赤、橙色、紅紫色、黄色、白など多彩である。
苞の間に咲く花は小さく、白か黄色である。
開花時期は不定期である。
果実はならない。
属名の Guzmania はスペインの自然科学者「グズマンさん(A. Guzman)」の名からきている。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Guzmania spp.


★とりどりの色で飾ってグズマニア
 スコールの音聞こえるようで


グズマニア

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吹雪花(フブキバナ)

吹雪花(フブキバナ)はシソ科テトラデニア属の常緑低木(多年草)である。
原産地は南アフリカである。
日本へは明治時代の後期に渡来した。
樹高は1メートルから2メートルである。
低木状となり、茎の断面は四角形である。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
雌雄異株である。
原産地での開花時期は秋から冬である。
日本の温室では1月から3月くらいに花をつける。
茎先に円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、白い小さな唇形の花をたくさんつける。
花冠の先は5つに裂ける。
雄花の雄しべは4本で、花から飛び出している。
雌しべは1本で、花柱は2つに裂ける。
雌花には雌しべしかない。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Tetradenia はギリシャ語の「tetra(4つの)+aden(腺)」からきている。
種小名の riparia は「河岸に生える」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Tetradenia riparia


★温室の中に咲くけど吹雪花
 汗滲ませつ苦笑いして


吹雪花(フブキバナ)

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