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植物図鑑ブログ

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マーガレットキク科モクシュンギク属の多年草である。
原産地はカナリア諸島である。
カナリア諸島はアフリカ大陸北西岸の大西洋上にあるスペイン領の群島である。
日本へは明治時代に渡来した。
標準和名を木春菊(モクシュンギク)といい、属名の和名もモクシュンギク属という。
これは、枝や茎に木質化する性質があり、若葉が春菊(シュンギク)に似ていることからきた命名である。
ただし、園芸的にはこの名称はほとんど用いられていない。
また、モクシュンギク属はしばしばキク属(Chrysanthemum)に含めて分類される。
サマーメロディはその園芸品種の1つである。
特徴は花の色がピンクで八重咲きをすることである。
初めは濃いピンク色をしているが、花の終わりに近づくと白い色に退色する。
草丈は50センチから150センチくらいである。
葉は羽状に切れ込み、互い違いに生える(互生)。
開花時期は12月から7月くらいである。
花径は5センチくらいである。
属名の Argyranthemum はギリシャ語の「argyros(銀色の)+anthemon(花)」からきている。
種小名の frutescens は「低木状の」という意味である。
写真は2月に神代植物公園で撮った。
学名:Argyranthemum frutescens 'Summer Melody'(syn. Chrysanthemum frutescens 'Summer Melody')

★艶やかなピンクの色がよく似合う
 サマーメロディ乙女の祈り



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セロジネ・フィリペダはラン科セロジネ属の多年草である。
セロジネ属はアジアや南太平洋に200種以上が分布する着生種である。
属名の読み方はラテン語風にコエロギネとするものもある。
本種の原産地は中国の雲南省やベトナムである。
標高1400メートルから1700メートルの地域に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
葉の質はやや硬く、肉厚である。
開花時期は冬から春である。
総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を垂らし、花径4センチくらいの黄白色の花を数輪つける。
唇弁には黄色や茶色の模様が入る。
属名の Coelogyne はギリシャ語の「coelos(空洞)+gyne(雌)」からきている。柱頭が窪んでいることから名づけられた。
種小名の filipeda は「糸状の」という意味である。
写真は2月に板橋区立熱帯環境植物館で撮った。
学名:Coelogyne filipeda

★憧れの雲南省に咲くという
 セロジネの花とてもシックで




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デンドロキルム・フォルモサヌムはラン科デンドロキルム属の多年草である。
デンドロキルム属は熱帯アジアを中心に150種ほどが分布する着生種である。
本種の原産地は台湾である。
標高500~800メートルの山地に生える。
和名は台湾零余草(タイワンムカゴソウ)という。
草丈は30~40センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は秋から春である。
弓状に垂れた総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチくらいの小さな黄緑色の花を密につける。
属名の Dendrochilum はギリシャ語の「dendron(樹)+ cheilos(唇弁)」からきている。
種小名の formosanum は「台湾の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Dendrochilum formosanum

★いろいろな和名で呼ばれていたようだ
 遠くて近い台湾育ち




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ベゴニア・ボウエラエはシュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の多年草である。
ベゴニア属は世界に2000種くらいの原種が分布する。
また多くの園芸品種がある。
日本にも中国原産だが野生化した秋海棠(シュウカイドウ)が生育するので、属名の和名をシュウカイドウ属という。
ベゴニア・ボウエラエの原産地はメキシコである。
根茎性ベゴニアといわれるものの1つである。
地表面に肥大化した茎があり、そこから根を伸ばすグループである。
草丈は25センチから30センチくらいである。
葉は心臓形で、縁に黒紫色の斑紋がある。
ニグラマルガ(nigramarga)はその変種である。
葉はビロード状の艶のある緑色で、葉脈に沿って黒紫色の斑紋が入る。
開花時期は冬から早春である。
茎先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、小さな白い花をつける。
花被片は4枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Begonia はフランス人でフランス領アンティル諸島の総督だった「ベゴン(Michel Begon, 1638-1710)さん」の名からきている。ベゴニアの仲間数種をヨーロッパに紹介した。
種小名の bowerae はベゴニア愛好家「バウアー(Constance Bower, 1900's)さんの」という意味である。
変種名の nigramarga は「黒い縁の」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
学名:Begonia bowerae var. nigramarga

★鮮やかな模様が目立つ葉っぱだね
 花より葉っぱを楽しむのかな




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ベゴニア・サングイネアはシュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の多年草である。
ベゴニア属は世界に2000種くらいが分布する。
また多くの園芸品種がある。
日本にも中国原産だが野生化した秋海棠(シュウカイドウ)が生育するので、属名の和名をシュウカイドウ属という。
本種の原産地は南アメリカのブラジルである。
木立性ベゴニアといわれるものの1つである。
茎が木質化して立ち上がる性質がある。
和名は裏紅ベゴニア(ウラベニベゴニア)という。
英名はブラッドベゴニア(blood begonia)である。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は卵円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の表面は濃い緑色、裏面は紅色となる。
開花時期は冬である。
葉の脇から集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を伸ばし、白い花をつける。
花被片は4枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Begonia はフランス人でフランス領アンティル諸島の総督だった「ベゴン(Michel Begon, 1638-1710)さん」の名からきている。ベゴニアの仲間数種をヨーロッパに紹介した。
種小名の sanguinea は「血のように赤い」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
学名:Begonia sanguinea

★葉の裏をめくってみればよかったな
 今度は試そう忘れぬように




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