×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
大要黐(オオカナメモチ)はバラ科カナメモチ属の常緑高木である。
本州(岡山県、愛媛県宇和島)の一部と奄美大島から八重山諸島にかけて分布する。
海外では、台湾、中国、フィリピン、インドネシアなどにも分布する。
産地が限定されている上に、森林伐採や自然災害で個体数を減らしている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
樹高は10メートルに達する。
樹形は株立状(根元から何本もの細い幹を立ち上がらせる)になる。
葉は長めの楕円形で、葉のやや上部に幅の一番広い所がある。
葉は互い違いに生える(互生)。
革質で、縁には刺状の鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
若葉は要黐(カナメモチ)のように赤くならない。
開花時期は5~6月である。
散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い花をたくさんつける。
実はほぼ球形のナシ状果で、10月ころに赤く熟する。
園芸品種のレッドロビン(Red Robin)は本種と要黐(カナメモチ)との交雑種である。
属名の Photinia はギリシャ語の「photeinos(耀く)」からきている。艶のある葉の様子から名づけられた。
種小名の serratifolia は「鋸歯のある葉の」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Photinia serratifolia
★その数は減っているけど世界には
仲間がいると大要黐

にほんブログ村
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
PR
この記事へのコメント
カウンター
カレンダー
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
楽天
カテゴリー
最新記事
(11/06)
(11/01)
(06/28)
(06/07)
(01/30)
(01/27)
(10/19)
(10/18)
(10/17)
(10/15)
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/01)
(09/02)
(09/03)
(09/04)
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/08)
(09/09)
(09/10)