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植物図鑑ブログ

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グアリアンテ・ボーリンギアナはラン科グアリアンテ属の多年草である。
異名をカトレア・ボーリンギアナ(Cattleya bowringiana)という。
原産地はグアテマラ、ベリーズで、標高900メートルまでの湿った崖に生える。
草丈は10~25センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は秋である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径7センチくらいの鮮やかな紅色の花をつける。
属名の Guarianthe はコスタリカの現地語「guaria(蘭)」とギリシャ語「anthos(花)」からきている。
種小名の bowringiana はイギリス人の愛好家「バウリング(J. C. Bowring)さんの」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Guarianthe bowringiana


★鮮やかな赤の引き立つカトレアに
 目を奪われてしばし足止め




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風鈴莢迷(フウリンガマズミ)はスイカズラ科ガマズミ属の常緑低木である。
漢字では「迷」の文字にはクサカンムリが必要だが、ここでは便宜的に用いる。
原産地は中国で、中南部に分布する。
学名からビブルヌム・セティゲルムの名で表示する場合もある。
樹高は1~3メートルである。
よく枝分かれをし、枝は枝垂れる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は4~5月である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、小さな白い花をつける。
花は合弁花で、先が5つに裂ける。
9~10月ころに卵形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)が赤く熟して垂れ下がる。
日本に分布する莢迷(ガマズミ)の実は上向きにつくが、それが垂れ下がる様子を「風鈴」に見立てた。
属名の Viburnum はこの属1種のラテン古名だが意味はわかっていない。
種小名の setigerum は「剛毛のある」という意味である。
写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
花の写真は4月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Viburnum setigerum


★垂れ下がる赤い実とても可愛いね
 大陸育ちの風鈴莢迷




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高隈引起し(タカクマヒキオコシ)はシソ科ヤマハッカ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の関東地方から九州にかけて太平洋岸に分布し、山地の木陰などに生える。
草丈は40~80センチくらいである。
茎の断面は四角形で、下向きの毛が生えている。
葉は幅の広い披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖っており、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は9~10月である。
疎らな総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、長さ1センチくらいの青紫色をした筒状の花をつける。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
和名の由来は、鹿児島県の高隈山で発見されたことからきている。
分類上は、深山引起し(ミヤマヒキオコシ)の変種とされている。
属名の Plectranthus はギリシャ語の「plectron(距)+anthos(花)」からきている。距のある花の形から名づけられた。
種小名の shikokianus は「四国の」という意味である。
変種名の intemedius は「中くらいの大きさの」という意味である。
写真は9月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Plectranthus shikokianus var. intemedius


★山陰に紫の筒ふさふさと
 風に揺らした可憐な姿




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菫岩桐草(スミレイワギリソウ)はイワタバコ科ペトロコスメア属の多年草である。
原産地は中国である。
雲南省西北部から四川省西南部にかけて分布し、3000メートル級の高山に生える。
菫(スミレ)に似た花とセントポーリアに似た葉を持ち、栽培も容易で人気が高まっている。
学名のペトロコスメア・フラッキダの名でも流通している。
草丈は5~15センチくらいである。
葉は広い卵形である。
茎や葉の裏表に粗毛が目立つ。
開花時期は9~10月である。
花の色は青紫色である。
花冠は唇形に裂け、上唇は2つに、下唇は3つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Petrocosmea はギリシャ語の「petro(岩)+kosmein(飾る)」からきている。
種小名の flaccida は「ふにゃふにゃした」という意味である。
写真は10月に川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。
学名:Petrocosmea flaccida


★遥々と高い山からやって来て
 涼を伝えるフラッキダの花




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朝鮮野菊(チョウセンノギク)はキク科キク属の多年草である。
長崎県の平戸、壱岐、対馬などに分布し、海岸に近い岩場に生える。
海外では、朝鮮半島や中国などにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
分類上は、岩菊(イワギク)の変種とされている。
基本種と比べると、葉の切れ込みが浅くて、裂片の幅が広いのが特徴である。
草丈は10~30センチくらいである。
茎は直立をし、上部で枝分かれをする。
根際から生える葉には柄があり、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
茎につく葉は互い違いに生える(互生)。
葉の形は卵形で、手のひら状に浅く裂ける。
開花時期は10~11月である。
花径5~7センチくらいの白い花(頭花)を茎先に1つずつつける。
花の真ん中は黄色い筒状花で、周りに白い舌状花が並ぶ。
舌状花は咲き進むと紅色を帯びるものもある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
栽培菊の原種の1つとされている。
属名の Chrysanthemum はギリシャ語の「chrysos(黄金色)+anthemon(花)」からきている。
種小名の zawadskii は19世紀のポーランド人の自然科学者「ザワツキー(A. Zawadski)さんの」という意味である。
変種名の latilobum は「広い裂片のある」という意味である。
写真は9月に日光植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum zawadskii var. latilobum


★少しだけ葉っぱの形違うけど
 花は生き生き朝鮮野菊




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