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エンキクリア・オドラティッシマはラン科エンキクリア属の多年草である。
異名をエンキクリア・パテンス(Encyclia patens)という。
原産地はブラジルで、標高500メートルから1200メートルの熱帯雨林に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は線形である。
開花時期は冬である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3センチくらいの緑色の花をつける。
花の色には褐色が交じる。
花はよい香りがする。
属名の Encyclia はギリシャ語の「enkykleomai(取り囲む)」からきている。
種小名の odoratissima は「非常によい香りのする」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Encyclia odoratissima
★熱帯に涼しげに咲く花がある
色合い渋く香り豊かに
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アングレクム・アイヒレリアヌムはラン科アングレクム属の多年草である。
種小名の読み方は「エイクレリアヌム」とするものもある。
原産地は西アフリカである。
ガボン、アンゴラ、ナイジェリア、ザイールなどの熱帯雨林に生える着生種である。
草丈は50センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は12月から1月である。
花径は8センチくらいで、花の色は黄色い。
花は夜間に芳香を発する。
属名の Angraecum はマレー語の「angurek(着生植物)」からきている。
種小名の eichlerianum は19世紀のドイツ人の植物学者「アイヒラー(H. W. Eichler)さんの」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Angraecum eichlerianum
★地味だけど花咲くころは大人気
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小海老草(コエビソウ)はキツネノマゴ科キツネノマゴ属の常緑低木である。
原産地はメキシコである。
日本へは昭和6年に渡来した。
和名の由来は、赤褐色や黄褐色の花のように見える重なり合った苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)を小海老に見立てたものである。
実際の花は苞の間から出ている小さな唇形をした白花である。
樹高は50~150センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5~11月である。
暖地では周年開花をする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Justicia はスコットランドの植物学者「ジャスティス(J. Justice)さん」の名からきている。
種小名の brandegeana はアメリカの植物学者「ブランデジー(T. S. Brandegee)さんの」という意味である。
写真は2月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Justicia brandegeana
★面白い苞の形に笑み漏れる
小海老草から白い花びら
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珊瑚野牡丹(サンゴノボタン)はノボタン科メディニラ属の常緑小低木である。
原産地はフィリピン、カリマンタン島、ジャワ島である。
高温多湿と半日陰の環境を好む。
和名の由来は、花の色や形が珊瑚に似ていることからきている。
学名のメディニラ・スペキオサでも流通している。
樹高は1メートルくらいになる。
葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉は先が尖り、葉脈が目立つ。
開花時期6~8月くらいである。
暖地では周年開花をする。
茎の先から垂れ下がって咲くピンクの円錐花序が美しい。
花弁数は4枚である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Medinilla はマリアナ諸島の知事であった「メディニーリャ(J. de Medinilla)さん」の名からきている。
種小名の speciosa は「華やかな」という意味である。
写真は11月に新宿御苑で撮った。
学名:Medinilla speciosa
★熱帯のジャングルに咲く花だけど
どこか涼しげ珊瑚野牡丹
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カウリ松(カウリマツ)はナンヨウスギ科ナギモドキ属の常緑高木である。
原産地はニュージーランドである。
英名はカウリパイン(Kauri pine)である。
樹高は50メートルに達する。
葉は青銅色の披針形で、革質である。
幹は真っ直ぐに伸び、材質のよいことから乱伐された。
樹齢数千年のものが森林保護区に存在するという。
属名の Agathis はギリシャ語の「agathis(糸玉)」からきている。円錐状の形の類似から名づけられた。
種小名の australis は「南半球の」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Agathis australis
★島覆う時代もあったカウリ松
今は保護され歴史を伝え
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