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柳葉山茶花(ヤナギバサザンカ)はツバキ科ツバキ属の常緑小高木である。
原産地は中国の南部と香港、台湾である。
漢名は「柳葉山茶」ないし「柳葉毛蘂茶」である。
樹高は3メートルから8メートルくらいである。
葉は「柳」の葉に似た広めの披針形で、互い違いに生える(互生)
葉の長さは6センチから8センチくらい、幅は1センチから2センチである。
葉の表面は緑色ないし黄緑色で艶は鈍く、裏面には細かい毛が生える。
開花時期は12月から4月くらいである。
葉の脇に花径2センチから4センチくらいの小振りな白い花を数輪ずつ下向きにつける。
花びらは5枚から6枚であまり開かず、枝の陰に隠れて目立たない。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Camellia salicifolia
★暖かな土地が好みの山茶花の
花は小さく葉っぱは細く
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花図鑑
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櫨の木(ハゼノキ)はウルシ科ウルシ属の落葉高木である。
単に櫨(ハゼ)ともいう。
別名を琉球櫨(リュウキュウハゼ)や唐櫨(トウハゼ)ともいう。
原産地は中国である。
室町時代に琉球へ伝わった。
現在では、野生化したものが本州の関東地方から沖縄にかけて分布している。
樹高は7メートルから10メートルくらいである。
樹皮は灰褐色である。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
1枚の葉は小葉9枚から15枚からなる。
小葉の形は披針形で先が尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の表面は濃い緑色で艶があり、裏面は白っぽい。
日本には近縁種の山櫨(ヤマハゼ)が古くから自生しているが、本種との違いは葉に毛が生えることである。
秋にはきれいに紅葉する。
開花時期は5月から6月である。
雌雄異株である。
円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、黄緑色の小さな花をたくさんつける。
雄花、雌花ともに花弁は5枚である。
雄花には5本の雄しべがある。
雌花の雌しべの柱頭は3つに裂ける。
結実時期は9月から10月である。
直径10ミリから15ミリくらいの偏球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)をつける。
実は緑色から淡い褐色に熟する。
実からは木蝋が採れる。
俳句では、「櫨紅葉」や「櫨の実」が秋の季語である。
写真は12月に東京の六義園で撮った。
3枚目は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Rhus succedanea
★他を圧し燃えるが如く櫨紅葉
目の前の冬しばし止めて
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花図鑑
大花カリッサ(オオバナカリッサ)はキョウチクトウ科カリッサ属の常緑小高木である。
原産地は南アフリカのナタール地方である。
現在では熱帯・亜熱帯地帯の各地で、果樹として広く栽培されている。
英名はナタールプラム(Natal plum)である。
樹高は6メートルから9メートルくらいである。
枝は横に広がり、潮風にも強い。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は分厚く艶があり、先は尖る。
開花時期は夏である。
枝先から集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、白い花をつける。
花は筒状で、先が5つに深く裂ける。
花径は5センチくらいあり、よい香りがする。
実はプラム(plum)に似ており、赤く熟する。
適度な酸味と甘味があり、生食をするほかゼリーやジャムに加工される。
写真は11月に沖縄県沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Carrisa macrocarpa
★プラムの実思わすような赤い実が
美味しそうだね大花カリッサ
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花図鑑
カニステル(canistel)はアカテツ科アカテツ属の常緑高木である。
原産地は中央アメリカおよび西インド諸島である。
現在では東南アジアでも栽培されており、日本では沖縄に導入されている。
実が卵に似ているということで、エッグフルーツ(eggfruit)という英名がある。
和名は果物卵(クダモノタマゴ)である。
樹高は5メートルから15メートルくらいになる。
葉は長い楕円形で、長さは20センチくらいある。
暖地では周年開花をする。
花は緑白色で小さく、葉の脇に2個から5個くらいつける。
花はよい香りがする。
実は卵形ないし扁平形で、直径5センチから10センチくらいである。
熟すと黄橙色になり、光沢がある。
果肉には果汁が少なく、芋のような食感だという。
生食にされるほか、飲料やジャムなどに加工される。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Pouteria campechiana
★果物と言われてみても実感は
あまりわかない果物卵
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花図鑑
鰭山椒(ヒレザンショウ)はミカン科サンショウ属の常緑低木である。
分類上は、岩山椒(イワザンショウ)と同一とする見方と岩山椒(イワザンショウ)の変種とする見方があるようである。
日本では小笠原諸島の父島と沖縄県に分布し、サンゴ礁の石灰岩地帯に生える。
海外では、台湾や中国の南部にも分布する。
沖縄方言では「センスルギー」という。
樹高は50センチから100センチである。
枝には小さな棘がある。
葉は奇数羽状複葉である。
鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される。
小葉の形は楕円形である。
複葉の長さは4、5センチ、小葉の長さは5、6ミリである。
葉には艶があり、ちぎると柑橘系の香りがする。
葉の柄に翼があるのが特徴である。
これが名の由来でもある。
開花時期は3月から5月である。
葉の脇に緑黄色の小さな目立たない花をたくさんつける。
結実時期は秋である。
実は直径3ミリくらいの球形の分果(複数の子房からできた果実)である。
種子は黒くて艶がある。
葉や実は山椒(サンショウ)の代用品となる。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Zanthoxylum beecheyanum var. alatum(=Zanthoxylum beecheyanum)
★南国に南国なりの香りあり
鰭山椒に鼻を近づけ
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