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浜苦菜(ハマニガナ)はキク科ニガナ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、海岸の砂浜に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、ベトナム、カムチャツカ半島などにも分布する。
草丈は5センチから15センチくらいである。
茎は砂地の中を這って伸びる。
葉は長さが3センチくらいで、手のひら状に3つから5つに裂ける。
葉はやや肉厚である。
葉には長い柄があるが、砂地の中にもぐっている。
開花時期は4月から10月である。
葉の脇から長い花の柄を出し、花径2、3センチの黄色い花(頭花)をつける。
頭花は15枚から20枚の舌状花からなる。
別名を浜銀杏(ハマイチョウ)という。
葉が「銀杏」に似ていることからつけられた名である。
写真は9月に富山県氷見市で撮った。
学名:Ixeris repens
★ふと見れば砂に埋もれてただ一輪
浜苦菜咲く静かな浜辺
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