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ストレプトカルプス・サクソルムはイワタバコ科ウシノシタ属(ストレプトカルプス属)の多年草である。
ストレプトカルプス属はアフリカや熱帯アジアに130種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種がある。
属名の読み方は園芸上は英語風にストレプトカーパスとすることが多い。
代表種のストレプトカルプス・ウェンドランディーの和名を牛の舌(ウシノシタ)といい、属名の和名もウシノシタ属という。
なお有茎種はストレプトカルペラ亜属(subgenus Streptocarpella)、無茎種はストレプトカルプス亜属(subgenus Streptocarpus)にグループ分けされる。
本種は有茎種である。
原産地は東アフリカで、タンザニアやケニアに分布し、山地の岩場に生える。
草丈は20センチから30センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は肉厚で毛深く、濃い緑色をしている。
開花時期は夏から秋である。
温室では周年開花をする。
赤味がかった細い茎先に、花径2センチから3センチの淡い青紫色の花をつける。
花冠は筒状で先が5つに裂ける。
花の後にできるさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Streptocarpus はギリシャ語の「streptos(ねじれる)+ karpos(果実)」からきている。長いさく果が螺旋状にねじれていることから名づけられた。
種小名の saxorum は「岩上に生える」という意味である。
写真は2月に板橋区立熱帯環境植物館で撮った。
学名:Streptocarpus saxorum
★温室の隅でひっそり咲くけれど
見逃さないよ原種の輝き

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