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小海老草(コエビソウ)はキツネノマゴ科キツネノマゴ属の常緑低木である。
原産地はメキシコである。
日本へは昭和6年に渡来した。
和名の由来は、赤褐色や黄褐色の花のように見える重なり合った苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)を小海老に見立てたものである。
実際の花は苞の間から出ている小さな唇形をした白花である。
樹高は50~150センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5~11月である。
暖地では周年開花をする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Justicia はスコットランドの植物学者「ジャスティス(J. Justice)さん」の名からきている。
種小名の brandegeana はアメリカの植物学者「ブランデジー(T. S. Brandegee)さんの」という意味である。
写真は2月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Justicia brandegeana
★面白い苞の形に笑み漏れる
小海老草から白い花びら
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