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椿葛(ツバキカズラ)はユリ科ツバキカズラ属の常緑蔓性多年草である。
分類体系によってはサルトリイバラ科とされる。
原産地はチリである。
中央部から南部にかけての山地に生える。
1属1種である。
学名のラパゲリア・ロセアで表示する場合もある。
チリの国花である。
夏の高温に弱く、栽培はややむずかしい。
蔓を伝って伸び、草丈は3メートルくらいになる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶があり、先は長く尖る。
開花時期は周年である。
葉の脇から紅色の筒形の花を下垂させて咲かせる。
ユリ科の他の植物とは違って、花被片は反り返らない。
白花のものもあり、白花椿葛(シロバナツバキカズラ)という。
属名の Lapageria の由来はまだ解明できていない。
種小名の rosea は「バラ色の」という意味である。
写真は3月に川口グリーンセンターの温室で撮った。
学名:Lapageria rosea
学名:Lapageria rosea var. albiflora(白花)
★垂れ下がり咲いた姿は楚々として
チリの国花は静かなる花

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