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植物図鑑ブログ

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ゆすら椰子擬き(ユスラヤシモドキ)はヤシ科ユスラヤシ属の常緑高木である。
原産地はオーストラリアの東部のクイーンズランド州からニューサウスウェールズ州にかけた一帯である。
海岸沿いや熱帯雨林に生える。
現在では、熱帯地方各地で街路樹として用いられている。
和名の由来は、赤くて球形の果実の様子が山桜桃(ユスラウメ)に似ることからきたという説がある。
また、近縁種のゆすら椰子(ユスラヤシ)に似ることから「擬き」と名づけられた。
英名はバンガローパーム(Bangalow palm)である。
樹高は10~20メートルくらいである。
幹には葉が落ちた後の環状紋がある。
葉は羽状複葉である。
鳥の羽のように左右に小葉がたくさん並んで1枚の葉が構成される。
長さは1~2メートルある。
小葉の形は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
長さは30~50センチくらいある。
葉は幹の先につき、裏面も緑色である。
近縁種のゆすら椰子(ユスラヤシ)は裏面が灰白色を帯びる。
開花時期は3~9月くらいである。
クリーム色の花茎を伸ばし、紫色の花をつける。
花の後にできる実は球形の堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、熟すと赤くなる。
結実時期は9~12月くらいである。
属名の Archontophoenix はギリシャ語の「archontos(酋長)+Phoenix(ナツメヤシ属)」からきている。
種小名の cunninghamiana はイギリス出身の植物学者でニューサウスウェールズ州の植物を採集した「カニンガム(Allan Cunningham, 1791-1839)さんの」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Archontophoenix cunninghamiana

★つけられた名前はなぜか擬きだが
 気にはせぬわと翼広げて




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