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ラシア・スピノサはサトイモ科ラシア属の常緑多年草である。
ラシア属は2種がアジアやニューギニアに分布する。
本種は、台湾、中国南部、ミャンマー、タイ、マレーシア、バングラディシュ、インドなどに分布し湿地に生える。
和名を水八手(ミズヤツデ)とするものもある。
中国名は刺芋という。
新芽や花は食用とされ、根茎は薬用とされる。
ただし、有毒物質を含むので生食はできず、湯がいたり漬けるなどしてあく抜きが必要である。
茎は地面を這い2メートルくらいになる。
茎や葉の裏には棘がある。
葉は羽状に深く切れ込む。
仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)は紅紫色、肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)も紅紫色だが、花はあまり目立たない。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
観賞用として庭園に植えられたりもする。
属名の Lasia はギリシャ語の「lasios(粗い毛のある)」からきている。
種小名の spinosa は「棘の多い」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Lasia spinosa
★里芋の仲間だけれどちょっとだけ
毛色が違う南方の花

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