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壺靫葛(ツボウツボカズラ)はウツボカズラ科ウツボカズラ属(ネペンテス属)の常緑蔓性低木である。
原産地はマレー半島、ニューギニア島、カリマンタン島などである。
学名のネペンテス・アンプラリアで表示される場合もある。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは軽度懸念(LC)に指定されている。
また、ワシントン条約附属書ではⅡ類(国同士の取り引きを制限)として保護されている。
代表的な食虫植物の1つで、壷状の袋に落ちた虫を消化して栄養にする。
生育している場所が十分な栄養のとれない環境なので、足りない養分を虫を食べて補っているのである。
樹高は1~2メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉は薄い革質である。
葉の先が細長く伸び、その先端に壷状の捕虫器をつける。
捕虫袋が赤くなるものや斑模様になるものもある。
和名の由来は、壷状の袋を靫(矢を入れる筒状の容器)に見立てたものである。
属名の Nepenthes はギリシャ語の「ne(無)+penthos(憂)」からきている。捕虫嚢にある液体を例えたものと思われる。
種小名の ampullaria は「瓶の形をした」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Nepenthes ampullaria
★おびき寄せ虫を捕らえる不思議花
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