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小谷渡り(コタニワタリ)はチャセンシダ科チャセンシダ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地のやや湿った林の中や谷沿いの崖などに生える。
海外では、北半球の温帯域に広く分布する。
草丈は30~50センチくらいである。
葉は長さが30センチくらいある披針形で、数枚を放射状に出す。
葉の質はやや多肉質で艶がある。
葉の先は尖り、下部はやや細くなってつけ根の部分は心形である。
裏面の胞子嚢群は長さ15ミリくらいの線状である。
「谷渡り」は谷の両側に群生する様子を現したものである。
属名の Asplenium はギリシャ語の「splen(脾臓)」からきている。この属の1種が脾臓の病を癒すと考えられたことから名づけられた。
種小名の scolopendrium は「ムカデの」という意味である。胞子嚢群の並ぶ様子をムカデの足に見立てた。
写真は8月に旭山動物園で撮った。
学名:Asplenium scolopendrium
★個性ある葉っぱをすいと地面から
束ね伸ばすよ小谷渡りは

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