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植物図鑑ブログ

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目膨木(ミフクラギ)

目膨木(ミフクラギ)はキョウチクトウ科ミフクラギ属の常緑高木である。
奄美大島から沖縄にかけて分布し、海岸近くに生える。
海外では、台湾、中国南部、インドシナ半島、マレー半島、インドなどに分布する。
和名の由来は、樹皮や葉、種子には毒があり、樹液が目に入ると腫れることからきている。
別名を沖縄夾竹桃(オキナワキョウチクトウ)という。
樹高は5~10メートルくらいである。
大きなものは20メートルを超える。
葉は長い楕円形で、互い違いに生え(互生)、枝先に集まってつく。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく(全縁)、濃い緑色で艶がある。
開花時期は5~10月である。
枝先から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い花をつける。
花径2~3センチの漏斗形で、真ん中が淡い紅色のものと淡い黄色のものがある。
よい香りがする。
花の後につく実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、直径4~8センチの球形である。
熟すとエンジ色になる。
属名の Cerbera はギリシア神話に登場する怪獣「ケルベロス(Cerberus)」からきている。
種小名の manghas の由来はまだ解明できていない。
写真は6月につくば植物園で撮った。
実の写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Cerbera manghas


★沖縄の空に突き出し翻る
 花は真白く毒を隠して


目膨木(ミフクラギ)

目膨木(ミフクラギ)

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