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扇芭蕉(オウギバショウ)はバショウ科タビビトノキ属の常緑多年草である。
分類体系によってはゴクラクチョウカ科とするものもある。
1属1種である。
原産地はマダガスカルである。
和名の由来は、葉(葉鞘)が扇のように広がることからきている。
英名をトラベラーズツリー(traveller's tree)という。
ここから旅人の木(タビビトノキ)という別名がある。
これは葉と葉の間に溜まった雨水を飲めるということからつけられた名である。
草丈は10~20メートルくらいである。
葉は1つの平面方向のみに交互に出て、扇状に大きく開く。
長さは5メートルくらいあり、中ほどまでが葉柄となる。
葉の形は長い楕円形である。
開花時期は10~12月くらいである。
鳥の嘴のように尖った苞とクリーム色の花弁のある大きな花を咲かせる。
花は極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)に似ていて、色は黄白色である。
花弁と萼片は3枚ずつある。
雄しべは6本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、3つのブロックからなる。
属名の Ravenala はマダガスカル語の「ravinala(森の葉)」からきている。
種小名の madagascariensis は「マダガスカルの」という意味である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
下の写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Ravenala madagascariensis
★美しい姿にうっとり見蕩れるよ
扇芭蕉のその名の通り

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