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緋紅蒲公英(ヒベニタンポポ)はキク科タンポポ属の多年草である。
原産地は中国の新疆ウイグル自治区、カザフスタン、キルギスタンなどである。
標高2500メートルから3300メートルの亜高山、高山の草地などに生える。
漢字表記は中国名からきており、「フェイホンプゴングェン」と呼ばれる。
日本語読みの「ヒベニタンポポ」は流通名である。
学名のタラクサクム・プセウドロセウムで表示するところもある。
属名は「タラキサカム」、種小名は「プセウドロゼウム」などとも表示される。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉は、生長するにつれて深く切れ込む。
開花時期は2月から10月くらいである。
葉の脇から花茎を出し、花径3センチから5センチくらいの花(頭花)を1つつける。
花茎は中空で、枝分かれをしない。
花は舌状花のみからなる。
開花時には花の真ん中は黄色く、周りは白い。
白花蒲公英(シロバナタンポポ)と区別しにくいかもしれない。
ただし、舌状花の外側は紅色で、内側もやがて紅色が増す。
また、総苞外片は反り返り、西洋蒲公英(セイヨウタンポポ)に似ている。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
灰褐色をしていて、先がくちばし状に細長く伸び、その先に羽毛状の冠毛がつく。
在来種との交雑が懸念されている。
属名の Taraxacum はアラビア語の「tharakhchakon(苦い草)」からきている。
種小名の pseudoroseum は「バラ色に似た」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Taraxacum pseudoroseum
★蒲公英に添えてみたいな紅の色
アジアの道を彩るままに

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