忍者ブログ
HOME Admin Write

植物図鑑ブログ

毎日「今日の花」を載せ、時々「植物図鑑」のサイト情報などを載せます。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



道種漬花(ミチタネツケバナ)はアブラナ科タネツケバナ属の越年草である。
漢字では「路種漬花」とも書く。
原産地はヨーロッパである。
日本へは昭和時代の末期に渡来した。
現在では各地で野生化し、やや乾燥した道端や草地に生えている。
草丈は5~20センチくらいである。
茎は直立し、無毛である。
茎につく葉は疎らである。
根際から生える葉はロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉は羽状に裂け、花の咲く時期にも残る。
近縁種の種漬花(タネツケバナ)の場合は、開花時期には葉が少なくなる。
また、小葉の形も異なる。
本種の場合は幅の広い楕円形で丸い感じがするが、種漬花(タネツケバナ)のほうは細長い楕円形である。
開花時期は2~5月くらいである。
咲き始めは草丈が5センチくらいしかないが、次第に伸びる。
花は総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)につき、花の色は白い。
花弁は4枚で、長さは2~3ミリのものが十字状に開く。
萼片は4枚で長い楕円形をしており、花弁よりも短い。
雄しべは4本で、6本の種漬花(タネツケバナ)との相違点である。
花の後にできる実は長さ2センチくらいの細長い円柱形の長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)で、棒のようになって上向きにつく。
属名の Cardamine は同属の植物の1種のギリシャ名(kardamon)からきている。
種小名の hirsuta は「粗い毛のある」という意味である。
写真は3月に埼玉県三郷市で撮った。
学名:Cardamine hirsuta


★小さくてだけどしっかり咲いている
 命の鼓動伝えるように




にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル








PR
この記事へのコメント
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧
フリーエリア
にほんブログ村 花ブログへ
にほんブログ村



花の本屋さん

カウンター

カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

楽天

最新コメント
[02/12 kenji]
[12/31 kenken]
[08/23 龍]
[08/22 ポポ]

最新トラックバック

プロフィール
HN:
HP:
性別:
男性

バーコード
ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析







Copyright ©  -- 植物図鑑ブログ --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by 押し花とアイコン / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]