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鬼縛り(オニシバリ)はジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の落葉小低木である。
日本固有種である。
本州の福島県から九州にかけて太平洋側に分布し、低山や山地の林の中に生える。
樹高は50~100センチくらいである。
樹皮は灰茶色で、毛は生えていない。
樹皮は縦に裂けて剥がれやすいが、上部でなかなか切れない。
和名の由来は、この丈夫な樹皮が鬼をも縛るというところからきている。
葉は細長い卵形で、枝先に集まって互い違いに生える(互生)。
葉の質は薄く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄異株である。
開花時期は2~4月である。
葉の脇に黄緑色をした小さな花を数輪つける。
花弁のように見えるのは、萼筒が4つに裂けたものである。
雌花は雄花よりも少し小さい。
花の後にできる実は艶のある楕円形をした液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、6月ころ赤く熟する。
実は食用にはならない。
実が熟し終わる夏には葉が散ってしまう。
そのため夏坊主(ナツボウズ)の別名がある。
秋になると新しい葉を出して冬を越す。
属名の Daphne は月桂樹のギリシャ名である。葉の形が似ていることから転用された。
種小名の pseudo-mezereum は「セイヨウオニシバリ(Daphne mezereum)に似た」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Daphne pseudo-mezereum
★目立たない花を咲かせる鬼縛り
葉っぱや樹皮に特徴あるよ

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