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- 2016.05.02 サーモンインプレッション
- 2016.04.29 メリークリスマス
- 2016.04.28 明日香(アスカ)
- 2016.04.26 鉄釘の木(カナクギノキ)
- 2016.04.25 細葉山吹草(ホソバヤマブキソウ)
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チューリップはユリ科チューリップ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方から中央アジアにかけた一帯である。
17世紀のオランダで熱狂的なブームを巻き起こした。
今日では園芸品種の数は4000種を超えるという。
サーモンインプレッションもその中の1つである。(チューリップ図鑑参照)
早生咲き(3月下旬から4月中旬)のダーウィン・ハイブリッド系 (DH:Darwin Hybrids) に含まれる。
ダーウィン・ハイブリッド系というのは、ゲスネリアナ種(Tulipa gesneriana)のダーウィン系を種子親とし、フォステリアナ種(Tulipa fosteriana)を花粉親とする種間交雑種である。
草丈は長茎(55センチから60センチ)である。
根際から生える葉は帯状である。
花の色は淡い桃色である。
花の姿は丸みを帯びており、優しい色合いである。
属名の Tulipa はペルシャ語の「tulipan(ターバン)」からきている。花の形が似ているということで名づけられた。
写真は4月に国営昭和記念公園で撮った。
学名:Tulipa 'Salmon Impression'
★一目見てどこか安心するような
花の姿に心安らぎ
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チューリップはユリ科チューリップ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方から中央アジアにかけた一帯である。
17世紀のオランダで熱狂的なブームを巻き起こした。
今日では園芸品種の数は4000種を超えるという。
メリークリスマスもその中の1つである。(チューリップ図鑑参照)
短茎種のクリスマスマーベル(Christmas Marvel)の枝変わりである。
2003年に発表された。
中生咲き(4月中旬から5月上旬)の一重早咲き系(SE:Single Early)に含まれる。
草丈は短茎(25センチから40センチ)である。
根際から生える葉は帯状である。
花の色は紅色である。
属名の Tulipa はペルシャ語の「tulipan(ターバン)」からきている。花の形が似ているということで名づけられた。
写真は4月に砺波チューリップ公園で撮った。
学名:Tulipa 'Merry Christmas'
★開花時期遅らせ出荷するのかな
クリスマスの名にちょっとびっくり
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チューリップはユリ科チューリップ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方から中央アジアにかけた一帯である。
17世紀のオランダで熱狂的なブームを巻き起こした。
今日では園芸品種の数は4000種を超えるという。
明日香(アスカ)もその中の1つである。(チューリップ図鑑参照)
富山県で育成された品種である。
古風な和名をつけたいという育成者の意向を汲んで名づけられた。
中生咲き(4月中旬から5月上旬)の一重遅咲き系(SL:Single Late)に含まれる。
草丈は中茎(40センチから55センチ)である。
根際から生える葉は帯状である。
花の色は紅色で、白い縁取りが入る。
属名の Tulipa はペルシャ語の「tulipan(ターバン)」からきている。花の形が似ているということで名づけられた。
鉄釘の木(カナクギノキ)はクスノキ科クロモジ属(リンデラ属)の落葉高木である。
リンデラ属はアジアの温帯や亜熱帯を中心に100種くらいが分布する。
日本にも黒文字(クロモジ)などが分布し、属名の和名をクロモジ属という。
本種は本州の神奈川県から九州にかけて分布し、丘陵地や山地に生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
樹高は6メートルから15メートルくらいである。
樹皮は淡い褐色で皮目(ひもく:樹皮に見られる細長いレンズ状の裂け目)が目立ち、老木では不規則に剥がれる。
葉や枝は黒文字(クロモジ)同様によい香りがする。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉のつけ根が鋭角に細長くなるのが特徴である。
開花時期は4月である。
雌雄異株である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
葉の脇に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、花径7ミリくらいの小さな花を集まってつける。
花の色は淡い黄緑色で、花被片は6枚である。
雄花は雄しべが9本、雌花は雌しべが1本である。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、赤く熟する。
結実するのは9月から10月である。
和名の由来は、材を小楊枝や細工物に用いたことからきているという説と、樹皮を「鹿の子」にたとえてカノコギといったものが転訛したという説がある。
属名の Lindera はスウェーデンの医師で植物学者だった「ヨハン・リンデル(Johann Linder, 1676-1724)さん」の名からきている。
種小名の erythrocarpa は「赤い果実の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Lindera erythrocarpa
★名の由来何処にあるか知れぬけど
不思議な名前また一つここに
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細葉山吹草(ホソバヤマブキソウ)はケシ科ヤマブキソウ属(ヒロメコン属)の多年草である。
ヒロメコン属は1属1種で、いくつかの品種がある。
基本種は山吹草(ヤマブキソウ)で、属名の和名もヤマブキソウ属という。
細葉山吹草(ホソバヤマブキソウ)もその品種の1つで、稀に生える。
基本種は北海道から九州にかけて分布し、山野のやや湿った林の中に生える。
海外では、中国にも分布する。
草丈は30センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、小葉には切れ込みと細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎は枝分かれをせず、上部に2枚か3枚の茎葉をつける。
茎葉は3枚から5枚の小葉からなり、細葉山吹草(ホソバヤマブキソウ)の場合は小葉が深く羽状に裂ける。
ただし、遺伝的には安定していないようである。
開花時期は4月から6月である。
葉の脇に1輪か2輪の花をつける。
花びらは長さが20ミリから25ミリくらいで、色は黄色い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名の由来は山吹(ヤマブキ)に似た草本ということだが、山吹(ヤマブキ)の花びらが5枚なのに対し、山吹草(ヤマブキソウ)の花びらは4枚である。
有毒で、誤食をすると手足や呼吸などの麻痺を引き起こすので注意が必要である。
属名の Hylomecon はギリシャ語の「hyle(森)+mecon(ケシ)」からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
品種名の lanceolata は「披針形の」という意味である。
写真は4月に練馬区の牧野記念庭園で撮った。
学名:Hylomecon japonica f. lanceolata
★どことなく違っているよ葉の様子
調べてみれば細葉もあった
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