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傘葉ルピナス(カサバルピナス)はマメ科ルピナス属の一年草である。
ルピナス属は南北アメリカ大陸を中心に200種以上が分布する。
属名の読み方はルピヌス属とするものもある。
また、属名の和名はハウチワマメ属という。
本種の原産地は南ヨーロッパ、北アフリカである。
草丈は60~90センチくらいである。
茎は太く、上部でやや枝分かれをする。
茎にも葉にも白い軟らかな毛が生えている。
葉は傘の葉のように開く手のひら状の複葉で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は倒卵形で、7~9枚くらいがつく。
この様子を「傘の葉」と見立てたのが名の由来である。
開花時期は4~5月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色をした蝶形の花をやや疎らにつける。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
別名を毛葉団扇豆(ケハウチワマメ)という。
全草に軟らかい毛が生えることから名づけられた。
また、流通名を傘咲きルピナス(カサザキルピナス)という。
属名の Lupinus はラテン語の「lupus(オオカミ)」からきている。どんな土地にも育つ逞しさから名づけられたものである。
種小名の micranthus は「大きな花の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Lupinus micranthus(syn. Lupinus hirsutus)
★南欧の畑の縁に咲くという
傘葉ルピナスブルーの冴えて

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