忍者ブログ
HOME Admin Write

植物図鑑ブログ

毎日「今日の花」を載せ、時々「植物図鑑」のサイト情報などを載せます。

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



耽羅赤躑躅(タンナアカツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
韓国の済州島に分布し、山地に生える。
「耽羅」というのは済州島の古名である。
樹高は3~6メートルくらいである。
葉は長さ4~8センチの幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)が、枝先に3枚が輪生しているように見える。
葉の柄は長さ5~10ミリで、茶色い毛が生える。
葉には艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4~5月である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
枝先に花径3~6センチくらいの紅色の花を2~4輪ずつつける。
花冠は漏斗状で先が深く5つに裂ける。
満開時には山野を赤く染める。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
分類上は日本に分布する雄躑躅(オンツツジ)の変種とされる。
雄躑躅(オンツツジ)は別名を筑紫赤躑躅(ツクシアカツツジ)というが、これと対比すればわかりやすい。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の weyrichii はロシア人の軍医で採集家の「ウェイリヒ(Heinrich Weyrich, 1828-1863)さんの」という意味である。
変種名の psilostylum は「平滑な花柱の」という意味である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron weyrichii var. psilostylum

★山肌を真っ赤に染めて咲くという
 花の姿をいつかこの目で




にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

花図鑑
植物図鑑


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル







PR
この記事へのコメント
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧
フリーエリア
にほんブログ村 花ブログへ
にほんブログ村



花の本屋さん

カウンター

カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

楽天

最新コメント
[02/12 kenji]
[12/31 kenken]
[08/23 龍]
[08/22 ポポ]

最新トラックバック

プロフィール
HN:
HP:
性別:
男性

バーコード
ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析







Copyright ©  -- 植物図鑑ブログ --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by 押し花とアイコン / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]