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越の小貝母(コシノコバイモ)はユリ科バイモ属の多年草である。
日本固有種である。
北陸地方を中心に、福島県、新潟県、静岡県、岐阜県などにも分布し、山林に生える。
分類上は、美濃小貝母(ミノコバイモ)の変種とされている。
バイモ属の仲間としては黒百合(クロユリ)、貝母(バイモ)などが知られる。
「貝母」というのは不思議な名前だが、これは漢名である。
球根の形を2枚貝の殻に見立てたものである。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は線形で先が尖る。
葉は茎の上部に5枚がつく。
上に3枚が輪生し、下に2枚が対生する。
開花時期は3~4月である。
茎先に鐘形の花を1輪下向きにつける。
花びら(花被片)は6枚で白く、紫の網目模様がある。
花びらの縁や縁や内側の中脈に沿って突起があるのが本種の特徴である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Fritillaria はラテン語の「fritillus(チェッカー盤)」からきている。この属の1種の花の模様から名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
変種名の koidzumiana は「小泉源一さんの」という意味である。
写真は3月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Fritillaria japonica var. koidzumiana
★ひっそりと俯いて咲く花だけど
自然が生んだ色合い深く

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