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野芥子(ノゲシ)はキク科ノゲシ属の越年草である。
秋の野芥子(アキノノゲシ)という越年草があるので、それに対比して春の野芥子(ハルノノゲシ)と呼ぶこともある。
史前帰化植物と呼ばれるもので、非常に古い時代に日本へ渡来した。
現在は世界中に分布し、日当たりのよい道端や荒地に生える。
和名は、葉が芥子(ケシ)に似ているところからきている。
草丈は50~100センチくらいである。
茎は柔らかく、中空である。
茎の下部から中ほどにかけてつく葉は羽状に深く裂ける。
茎の上部につく葉は裂けず、柄もなく茎を抱く。
縁のぎざぎざ(鋸歯)の先は尖るが棘とはならず、さわっても痛くない。
これが近縁種の鬼野芥子(オニノゲシ)との相違点である。
葉の縁はやや内巻きになる。
開花時期は2~8月である。
花径2センチくらいの蒲公英(タンポポ)に似た花をつける。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
種子の綿毛は柔らかくて細い。
茎や葉は切ると乳液のような白汁が出る。
属名の Sonchus はこの属やアザミなどを一括したギリシャ古名である。
種小名の oleraceus は「食用蔬菜の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Sonchus oleraceus
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