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屋久島木苺(ヤクシマキイチゴ)はバラ科キイチゴ属(ルブス属)の落葉低木である。
ルブス属は北半球を中心に数百種が分布する。
また、多くの栽培品種が作出されている。
日本ではこの仲間を木苺(きいちご)と総称しており、属名の和名をキイチゴ属という。
本種は日本固有種である。
鹿児島県の屋久島のほか愛媛県、福岡県に分布し、山地に生える。
屋久島では標高1000メートルを超える地域に多いという。
別名を屋久島苺(ヤクシマイチゴ)ともいう。
長葉紅葉苺(ナガバモミジイチゴ)や紅葉苺(モミジイチゴ)の近縁種である。
樹高は1メートルから2メートルである。
枝や葉の柄には棘がある。
葉は卵形で5つに裂け、互い違いに生える(互生)。
葉の裏面は、葉脈が赤味を帯びる。
葉の質は薄く、艶はない。
開花時期は4月から5月である。
花の色は白く、花径は2センチから3センチくらいの5弁花である。
花の後にできる実は、小さい球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)がたくさん集まってできた集合果である。
結実期は5月から6月である。
実は淡い黄橙色に熟し、食べられる。
属名の Rubus はラテン語の「ruber(赤)」からきている。赤い実がなることから名づけられた。
種小名の palmatus は「手のひら状の」という意味である。
変種名の yakumontanus は「屋久島の山地に生える」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Rubus palmatus var. yakumontanus
★屋久島の千メートルの山の上
こぼれるように白花見せて

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