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支那藤(シナフジ)はマメ科フジ属の蔓性落葉小高木である。
原産地は中国の山西省から雲南省にかけてである。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
木に巻きついて上り、長さは20メートルにもなる。
庭木にしたり棚造りにしたりするが、日本の藤(フジ)がきれいなこともあってわが国ではあまり普及していない。
蔓は山藤(ヤマフジ)と同じく左巻きである。
葉は奇数羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
小葉は長さが5~7センチくらいの卵円形で先が尖り、縁にぎざぎざきはない(全縁)。
若い葉は裏面に毛が生えるが、成長するとなくなる。
小葉の数は9~13枚である。
開花時期は4~5月である。
枝先に長さ10~30センチくらいの総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を垂らす。
花の色は青紫色ないし紫色である。
蝶形の花で長さは2~3センチあり、よい香りがする。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
莢は長さが10~15センチくらいで、細かな毛に覆われる。
中には2~3個の種子が入っている。
属名の Wisteria はアメリカの解剖学者「ウィスター(Caspar Wistar, 1761-1818)さん」の名からきている。
種小名の sinensis は「中国の」という意味である。
写真は4月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Wisteria sinensis
★比べても違いはあまりわからぬが
これは支那藤めずらしい藤

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