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細葉犬枇杷(ホソバイヌビワ)はクワ科イチジク属の落葉低木である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
海外では、台湾にも分布する。
樹高は3~5メートルくらいである。
犬枇杷(イヌビワ)の品種で、文字通り葉が細い。
葉の形は披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は紙質で、ざらつく。
葉の幅は15~30ミリくらいである。
開花時期は4~6月である。
雌雄異株である。
葉のつけ根に花嚢というイチジク属植物特有の果実状のものをつけ、その中にたくさんの花を咲かせる。
これを隠頭花序(花軸の先が膨らんで壷型となり、その中に単性の花を密生する)と呼んでいる。
実は秋に濃い紫色に熟し、食べられる。
このような果実はイチジク状果と呼ばれる。
葉は黄葉をする。
属名の Ficus はイチジクを意味するラテン語である。
種小名と変種名の erecta は「直立した」という意味である。
品種名の sieboldii はドイツ人で日本植物の研究者だった「シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold, 1796-1866)さんの」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Ficus erecta var. erecta f. sieboldii
★細い葉をいっぱいつけてその中に
実が見えている細葉犬枇杷

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