×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
夏雪草(ナツユキソウ)はバラ科シモツケソウ属の多年草である。
京鹿子(キョウガノコ)の白花タイプである。
京鹿子(キョウガノコ)は古くから庭園などで栽培され、茶花にも利用されてきた。
しかし、自生しているものは発見されておらず栽培品種と考えられている。
草丈は50~150センチくらいである。
葉は5つから7つに手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~7月である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、花径4~5ミリの小さな花をたくさんつける。
花の色は白である。
花弁は5枚で、形は長い卵形である。
雄しべはたくさんあり、花弁よりも長い。
雌しべは3~5本である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Filipendula はラテン語の「filum(糸)+pendulus(吊り下がった)」からきている。基本種の根が小さな球を糸でつないだように見えることから名づけられた。
種小名の purpurea は「紫色の」という意味である。
品種名の albiflora は「白い花の」という意味である。
写真は6月に鎌倉の円覚寺松嶺院で撮った。
学名:Filipendula x purpurea f. albiflora
★ひっそりと夏雪草は花開き
虫の訪れひた待つように

にほんブログ村
花図鑑
植物図鑑
|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
PR
この記事へのコメント
カウンター
カレンダー
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
楽天
カテゴリー
最新記事
(11/06)
(11/01)
(06/28)
(06/07)
(01/30)
(01/27)
(10/19)
(10/18)
(10/17)
(10/15)
最新トラックバック
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/01)
(09/02)
(09/03)
(09/04)
(09/05)
(09/06)
(09/07)
(09/08)
(09/09)
(09/10)