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植物図鑑ブログ

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玉咲き下野草(タマザキシモツケソウ)はバラ科シモツケソウ属の多年草である。
シモツケソウ属は北半球に12種くらい分布し、その他にいくつかの園芸品種がある。
本種はヨーロッパや西アジアに分布する西洋夏雪草(セイヨウナツユキソウ)の園芸品種である。
表記の名は流通名である。
八重咲き西洋夏雪草(ヤエザキセイヨウナツユキソウ)の名でも流通している。
草丈は80~100センチくらいである。
葉は奇羽状に裂け、互い違いに生える(互生)。
小葉は長い楕円形で先が尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~7月である。
白い小さな八重咲きの花が球状につく。
属名の Filipendula はラテン語の「filum(糸)+pendulus(吊り下がった)」からきている。基本種の根が小さな球を糸でつないだように見えることから名づけられた。
種小名の ulmaria はラテン語の「ulmus(ニレの若木)」に由来するセイヨウナツユキソウのギリシャ名である。
品種名の Plena は「八重の」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Filipendula ulmaria 'Plena'

★玉咲きの花もいろいろあるんだね
 鞠を思わす優しい姿




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松明花(タイマツバナ)はシソ科ヤグルマハッカ属(モナルダ属)の多年草である。
モナルダ属は北アメリカに16種が分布する。
モナルダ・フィスツロサ(Monarda fistulosa)の和名を矢車薄荷(ヤグルマハッカ)といい、属名の和名をヤグルマハッカ属という。
モナルダ属の英名はベルガモット(bergamot)という。
この名は、ミカン科のベルガモットに香りが似るということからつけられた。
松明花(タイマツバナ)の原産地も北アメリカである。
ローズセンテッド(Rose-scented)はその園芸品種である。
特徴はバラの香りをもつことである。
そのためポプリやティーに利用されている。
草丈は80センチくらいである。
葉は長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先が尖り、軟毛が生える。
開花時期は5~7月である。
茎先に直径4~6センチくらいの花序を出す。
一見するとこれが花のように見えるが、長さ3センチくらいの唇形の花が集まったものである。
花の色は紅紫色である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。
属名の Monarda はスペインの医師で植物学者だった「モナルデ(Nicolas Monardes, 1493-1588)さん」の名からきている。
種小名の didyma は「2つ連合した」という意味である。
品種名の Rose-scented は「バラの香りに満ちた」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Monarda didyma 'Rose-scented'

★爽やかな花の姿に微笑んで
 そっと鼻寄せ香り確かめ




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ブラキコメ・ディベルシフォリアはキク科ヒメコスモス属(ブラキコメ属)の多年草である。
ブラキコメ属はオーストラリアを中心に70種くらいが分布する。
属名の読み方は園芸的にはブラキカムとされる。
ブラキコメ・イベリディフォリア(Brachycome iberidifolia)に姫コスモス(ヒメコスモス)の和名があり、属名の和名はヒメコスモス属という。
本種の原産地はオーストラリアの南東部である。
流通名は乙女菊(オトメギク)という。
草丈は10~30センチくらいである。
根際から生える葉はへら形で、ロゼット状となる。
葉は浅く切れ込むものもある。
開花時期は4~11月くらいである。
茎先に花径4センチくらいの頭花をつける。
舌状花の色は紅色や白である。
真ん中の筒状花は黄色い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Brachycome は「brachys(短い)+come(毛)」からきている。実の冠毛が短いことから名づけられた。
種小名の diversifolia は「いろいろな葉を持った」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Brachycome diversifolia

★次々と花を咲かせる乙女菊
 花は大きく背丈は低く




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ヒエラキウム・ピロセラはキク科ヤナギタンポポ属(ヒエラキウム属)の多年草である。
ヒエラキウム属は世界に10000種以上が分布する大きな属である。
日本にも柳蒲公英(ヤナギタンポポ)などが分布するので、属名の和名はヤナギタンポポ属という。
なお、文献によってはこれをミヤマコウゾリナ属とするものもある。
本種の原産地はヨーロッパや北アジアで、道端や荒地に生える。
英名はマウスイヤー・ホークウイード(mouse-ear hawkweed)という。
ホークウイードはヤナギタンポポの仲間のことである。
マウスイヤー(ねずみの耳)は、葉にたくさん白い毛が生えていることをたとえたものである。
和名を這い紅輪蒲公英(ハイコウリンタンポポ)とするものもあり、帯広市などで野生化が確認されている。
草丈は10~35センチくらいである。
根際から生える葉は披針形(笹の葉のような形)で、白い毛が生える。
開花時期は6~9月である。
花茎を直立させ、先に花径3センチくらいの黄色い頭花をつける。
花は舌状花のみからなり蒲公英(タンポポ)とよく似ている。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Hieracium はギリシャ語の「hierax(鷹)」からきている。鷹がこの属の植物で目を洗うと考えられたことから名づけられた。
種小名の pilosella は「細長い毛が疎らに生える」という意味である。
写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hieracium pilosella

★葉を見れば違いはっきりわかるけど
 花はタンポポそのままに咲き




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六弁下野草(ロクベンシモツケソウ)はバラ科シモツケソウ属の多年草である。
原産地はヨーロッパや中央アジアである。
日本へは大正時代に渡来した。
別名を洋種下野草(ヨウシュシモツケソウ)という。
英名はドロップワート(dropwort)である。
草丈は50~70センチくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5~6月である。
茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、クリーム色の6弁花をつける。
近縁種は花弁が5枚で、その点が異なる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Filipendula はラテン語の「filum(糸)+pendulus(吊り下がった)」からきている。基本種の根が小さな球を糸でつないだように見えることから名づけられた。
種小名の vulgaris は「普通の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Filipendula vulgaris

★垂れ下がる花穂に群がり咲く小花
 ドロップワートは霞むがごとく




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